9月の散財 1
クラシック編
ちょっと空き時間がうあったのでふらっと立ち寄ったら思ったより収穫がありました。こういうことがあるので中古ショップめぐりは止められません。
こういう「二つの展覧会」という企画版があるとついつい手を出してしまいます。フィリップスは廉価版の「フォンタナ」レーベルではこのハイティンクとリヒテルのものを、レギュラーではプレヴィンとブレンデルのものという2種類のアルバムを用意していました。
モントゥーが最晩年にコンサートホールに残した名盤です。
最近このCDについては記事をアップしましたが、そこでも登場していたコロムビアのダイヤモンド1000シリーズになぜか一枚だけ投入されていたオイロディスク原盤のコンヴィチュニーの田園を50年ぶりぐらいに再度捕獲しました。モノラルの擬似ステ化されたものですが、再度角煮したいと思います。
カラヤンの1960年代のDGGの録音はほとんど所有していません。また、こういう中古でもカラヤンのネームバリューで高いのが相場ですが、この一枚はそうでもなかったので捕獲しました。
ランチベリーはバレエ専門だと思っていたのですが、こういうものも録音していたんですなぁ。名曲ベスト100選とかいう企画ものには興味がないのですが、東芝EMIはこういうディスクもシリーズに加えていたんですなぁ。
このレコードは録音が1975年で珍しくボスコフスキーがロンドン交響楽団を指揮して録音したものです。当時、ボスコフスキーはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を率いて毎年のように来日していましたから、たぶんその年の多来日を記念してのものでしょう。
アバドのオペラ物はオペラの合唱ものを集めたものは所有していますが、単独のオペラの抜粋物は初めて捕獲しました。ものもロッシーニではつらつとしていたロンドン響時代のものです。
レコード時代はほとんど室内楽物は集めていませんでしたから出物ノがあるとせっせと捕獲しています。
イ・ムジチはレコード時代は高くて手を出しませんでした。今だから気軽に捕獲できます。これは作品6のヴァイオリン協奏曲集になります。
イ・ムジチは毎年のように来日していますからいつの来日記念盤かは分かりません。アーヨ時代の録音ですから、初期のものでしょう。一番有名な「四季」を含むアルバムです。小生は彼らのベストセラーの四季は今までレコードでは保有していませんでしたから、これはピース埋めには絶好のアルバムとなりました。
ギフトパックシリーズで発売されたものです。価格は3000円から3500円に値上げされていますが、この名曲集初めて発売された1972年と全く同じ内容です。ソニーは値段だけ上げて発売していたんですなぁ。
バッハの「トッカータとフーガ」とあるのでてっきりオルガンものかと思ったのですが、そうでは無く、ストコフスキーのオーケストラ編曲物のアルバムでした。どういうわけか当時このアルバムは購入しませんでした。もっぱらヴァンガードやユナイトというマイナーなメーカーのものばかりを集めていましたので見つけたときは驚喜です。
最後はナルシソ・イエペスの2枚組のアルバムです。これもレコード時代は一枚も持っていなかったアーティストです。多分当時のリアルタイムでも買わなかったでしょうなぁ。何せ2枚組で4000円ですからな。多分前の所有者もほとんど聞いていなかったのでしょう非常に程度の良いアルバムでした。これが55円ですから中古盤あさりは止められません。