第70回記念 一般社団法人新美術展 | geezenstacの森

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第70回記念 一般社団法人新美術展

 

 巡回展の「第70回記念 一般社団法人新美術展」へ出かけてきました。この展覧会は

新美術協会は1954年に創立の詞に「古典を尊び廣く世界文化の根本に学び今世紀に

生きる生命賛歌の美術創造をねがいその成果を世に問ふ」と理念を掲げられています。

展覧会事業は、美術文化向上発展のために寄与することを目的としています。出品種別としては、日本画、油絵、水彩、アクリル、水墨、墨彩画、ハリ絵、刺繍絵画があります。

 

 地元の中日新聞が講演していることもあり、新聞にも取り上げられていました。

 

 

 今回の受賞者の一覧も張り出されていました。

 

 

 絵画は20合以上というサイズ指定のみのため、大型の作品も多数出品されていました。さて、以下は小生の目に止まった作品です。

 

ザ・ヴァイオリン・ミューズー和洋の響きー 鈴木和宏

 

着物姿のヴァイオリンというのが移植で目を引きます

 

峠の我が家 加知滿

 

緑の日々 伊藤總子 

 

翻 平井陽子

 

行く道 糸井達男

 

印象ではなだらかな坂道ですが、両脇に階段が描かれていて実際の厳しさを感じさせます

 

蓮 高橋恵子

 

白く開花している蓮が生命を感じさせます

 

軽井沢 杦本通子

 

明暗のコントラストと白いマスクが印象を引き立たせます

 

耳成山 杦本通子

 

ちょうどスーパーブルームーンがあったので印象に残りました

 

夏の終わり 西山さゆり

 

夏の花の残像が暗いタッチの中で生きています

 

夏惜しむ 石原淑子

 

同じ夏の終わりでもこちらは明るさの中に荒い波で晩夏を表現しています

 

はみ出し者の逆襲 妙

 

ちょっと意味不明の文部科学大臣賞です

 

立ち葵咲く 糸井達男

 

ここからは花を描いた作品がまとめて展示されていました。

 

椿 渡邉幸子

 

咲く 渡邉幸子

 

同じ作者の作品なのにこちらは花の名がありません。タイトルは「曼珠沙華」でも良かったように思います

 

秋香 荒木靖子

 

夕ぐれ 太田洋子

 

咲き誇る 高瀬真佐子

 

遠野一隅 阿部芳春

 

小さな港町 冨田明子

 

これは墨画ですな

 

輝く山 木田八重子

 

好きなタッチの絵です

 

引き金 辻本幸代

 

ここからは写真作品です。まるで絵画のような仕上がりです

 

月下紅梅花鳥図 永島明

 

まるで伊藤若冲のようなコラージュ作品です

 

空駅へ行く 弘海和良

 

 

不思議「この一瞬」 杉谷恵子
 

アングルの切り方によって水面の錯覚を引き起こしています。

 

吟唱 原毅

 

平和の陽射し 八島保

 

京都通り庭 服部秀夫

 

祇園の提灯 鬼頭日出夫

 

暖簾 鬼頭日出夫

 

京都三部作ですが、ぼんぼり提灯は伝統を感じさせます

 

日向ぼこ 中根徉子

 

ファミリー I 三浦勝利

 

ベンチ(見送りのスカイデッキ) 加藤幸司

 

セントレアのスカイデッキですね。一人写り込んでいる女性が物語を感じさせます

 

時紡ぎ・ベニス(サルーテ、カ・ドーロ) 橋本弥重子

 

二つの絵は違った場所を描いています。喫水が違い、右側は水没しています

 

青い船 平澤尋康 

 

 

春を待つ 太田洋子

 

 

 

flower 川田秀子

 

これは貼り絵です

 

花菖蒲 小林梨恵子
 

 

Five story pagoda 忠隈真理子