ヘンリー・マンシーニ
シンフォニック・ソウル
曲目/
1.Symphonic Soul 2:26
2.Butterfly 4:47
3.Satin Soul 3:07
4.Peter Gunn (New Version) 4:33
5.Slow Hot Wind (Lujon) 2:43
6.Pick Up The Pieces 3:36
7.Sun Goddess 3:33
8.Soul Saga (Song Of The Buffalo Soldier) 3:11
9.African Symphony 3:38
編曲・指揮/ヘンリー・マンシーニ
演奏/ヘンリー・マンシーニ・コンサート・オーケストラ
Bass – Abraham Laboriel
Concertmaster – Erno Neufeld
Drums – Harvey Mason
French Horn [Principal] – Vincent DeRosa
Guitar – David T. Walker, Dennis Budimir, Lee Ritenour
Keyboards – Joe Sample
Management [Orchestra Manager] – Marion Klein
Percussion – Dale Anderson (2), Emil Richards, Harvey Mason
Percussion [Latin] – Mayuto*
Producer – Joe Reisman
Engineer [Recording] – Mickey Crofford
RCA APL1-1025
オリジナルもパンチのある演奏でしたが、1975年のヘンリー・マンシーニがアルバム「シンフォニック・ソウル」のラストナンバーとして取り上げた演奏は一つのブームになりました。オリジナルからややソフィストケイトさせ、ストリングスを前面に出した演奏はイージーリスニングの世界にも浸透していき、やがて1977年には岩井直溥氏の編曲による吹奏楽曲が「ニュー・サウンズ・イン・ブラス第5集」に収録されたことによって吹奏楽曲の一つとして認知されることになりました。
そして、話が逸れますが、この曲が高校野球で一躍有名になったのは、1987年の第69回全国高等学校野球選手権大会に和歌山・智辯学園和歌山高校が甲子園初出場した際に、同校吹奏楽部がアレンジして応援曲として採用した事によります。それ以降、他校でも使われるようになり、高校野球の応援曲として今では吹奏楽の定番曲になっています。今年も、何校かで演奏されるんでしょうなぁ。
さて、このアルバムは全世界的には上記のRCA APL1-1025で発売されましたが、日本だけは4チャンネルレコードとしても発売されました。これがディスクリート方式とあって完全なる4ャンネル仕様でした。まあ、今ではそんなソースがあっても再生できませんが、8トラのテープからミックスダウンした音源で聴いてみましょうか。普通のリッピング音源とはかなり音の質が違います。