取りこぼしの展覧会 4月-3
四月の展覧会は見ごたえのあるものが多く、歯石的にもコロナの終焉が見えてきていたので、多くの展覧会が賑わっていました。
『第5回 名古屋芸術大学展 卒業・修了制作選抜』
この展覧会は若者たちの忌憚のない発想が新しい芸術の方がを感じさせてくれました。
立体アート
まるでスタジオの様な作品
モニター越しに演奏しています
ネガと連動した画面
本の空間
コウノトリ
緑の熊
コウモリとフクロウ
ガラスアート
以下の作品が受賞しています。
●グランプリ
高岡卓史 「irene project」
●準グランプリ
新川未悠 「山にふれる方法」
山本将吾 「[ ]」、「smooth stone」、「∞」
この展覧会についてはさすが大学が主催しているだけはあり、写真では平面でしか紹介できないものをHPでは3D方式で公開しています。興味のある方は下をクリックしてみてください。作品の全貌がわかります。
そしてもう一つは「第58回YAG美術展」でした。
もう一つは「第58回YAG美術展」です。
ここから下は月の満ち欠けを立体彫刻で表現している作品です。新月の夜から始まり、また新月が巡ってくるまでの月の表情に合わせて、作品は女性の姿を使いながら鏡が作品の上に差し込まれ、上からの表情で移り変わる月の表情を捉えています。この「月の満ち欠け」は佐藤正午の同盟作品に触発されているのでしょうかねぇ。
佐藤えいじ氏のこれらの作品、興味深かったです。
色々な趣向の作品が展示されていて、見飽きない展覧会でした。絵画だけでは表現できない様々な芸術作品、じっくりと見入ってしまいました。
下は絵画作品が主ですが、YouTubeに今だけ展覧会の様子がアップされています。