千種高校吹奏楽部
第20回定期演奏会
曲目
どこの吹部でも同じだったのでしょうがコロナで振り回らされた3年間でした。そんな中、コロナがようやく落ち着いて、5類に変わろうとするタイミングで千種高校の吹奏楽部の定期演奏会が開催されました。
第1部は恒例の制服での演奏です。チラシではただ交響曲第5番とだけ書かれていましたが、プログラムではショスタコの交響曲第5番のフィナーレとわかりました。難曲ですなぁ。凸ぷの曲ということで、式の先生も学院もちょっと緊張しまくりの感が出ていて、音楽が流れなかったのが残念です。店舗は中庸といったところで、解釈としてはどちらとも取れるものを採用していました。全体としてはクラリネットパートがやや弱く、反対に張り切りすぎて、音がひっくり返ってしまってオーケストラの弦の役割を担いきれていなかったのが残念でした。
吹部としては毎年のコンクールの課題曲というのが一つのテーマです。その課題曲、「煌めきの朝」は行進曲ということでわかりやすいメロディラインなのですが、転調や半音階的和音が連なるということでなかなかの難曲です。
第1部にはOB、OG28名が加わり総勢69名の編成での演奏となりました。曲はよく演奏されるヤン・ヴァンデル=ローストの「アルセナール」と「宝島」がチョイスされているのは無難なところでしょう。ただ、OB、OGに遠慮してか全体におとなし目のサウンドになってしまったのは残念でした。
興味深かったのは第2部の歌のないミュージカル「レ・ミゼラブル」でした。ナレーションとパントマイムの寸劇で構成され、バックに吹奏楽でまるでサントラのような演奏が繰り広げられます。
まだまだ感染対策で歌はないのですが、人物関係のパンフレットが挟まれているので内容は理解できます。
第3部は、タイムスリップして巡る名曲集のようなステージでした。でも、そんじょそこらの名曲集ではなく、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も
通常のテーマよりも「バック・イン・タイム」がメインのようなアレンジでした。
そして、3年生の引退コンサートでもあるので、思い出のシーンと共に、送る言葉です。
そしてプログラムの最後は20周年に引っ掛けて、NiziUのヒット曲、「Make You Hsppy」で締め括られました。ただ、これで最後の訳はありません。アンコールは再び、「宝島」で会場を巻き込んだ手拍子と共に最大値盛り上がりました。
ゴールデンウィークの真っ只中でのコンサート、大変盛り上がりました。頑張れ吹部‼️