高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト
コンサートツアー2022~2023
曲目/
アンコール/
アメージング・グレース
天国と地獄
昨年の12月に開催されたコンサートツアーはチケットが取れなかったのですが、この2月17日に開催されたコンサートはチケットが取れました。このコンサートもチケットの争奪戦になったようで、翌日の18日にコンサートが追加されました。申し込んだのが昨年の11月だったこともあり、つい最近までこのチケットが取れていたことをすっかり忘れていました。まあ、志文が普段出かける本格的なクラシックコンサートとは違うことと、妻に取ってくれと頼まれたコンサートだったので失念していたんでしょうなぁ。コンサートの3日前にサイドローチケから案内メールが来て、ようやくコンサートに気がつき、あわてて慌ててロッピーのあるミニストップへ駆けつけたものです。
取れたチケットを確認すると座席はステージの後ろの席でした。
ここが定位置です。ステージ上にはピアノがあるだけですからそのピアノの前ということになります。オーケストラコンサートならまともに指揮者の正面ですわな。最高のポジションになります。
真上には壁面のパイプオルガンのパイプがとドーッとせり出しています。
舞台中央にはこんな形で楽譜が広げられていました。曲目はリスト通りですが、飽きたり眠たくならないように1曲5分以内のアレンジになっています。ちょっとはみ出しのもあるけど、2曲に1回は面白コーナーがあって眠気も吹っ飛びます。
12人という数字は結成当時流行っていた中国の「女子十二楽坊」にちなんだ名前だそうです。よく聞くと分かりますが12人を4等分してそれぞれ、第1第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのパートを受け持つように構成されています。そのためアレンジが単調にならず素晴らしいアンサンブルを聞くことができます。
天国と地獄、白鳥
ベートーヴェンの第九などはソロから始まりしっとりとしたストラディヴァリの響きを堪能できました。そう、このコンサートで使っているのはうん億円のストラディヴァリウスなんですなぁ。そして、恒例の楽器響きの鑑定のコーナーもありました。ここ、愛知県芸術劇場のコンサートホールは響きが良いのか、安い5万円のヴァイオリンの音色に騙された人が6割を超えるという結果になったのでした。
カノン、ウィリアムテル
この日のコンサートではヴァイオリンの演奏テクニックの披露のコーナーもあり、とりる、ピツィカート、ポルタメント等々の説明もありました。そして、そういうテクニックを使って、プログラムにはなかったのですが、「エーデル・ワイス」が演奏されました。
チャルダーシュ、威風堂々
後半はポピュラーの作品も何曲か演奏されました。クィーンのメドレーの中の「We Will rock You」などはあのドン・ドン・パノのリズムを両足を使っての演奏でなかなか体力のいる曲に仕上がっていて楽しめました。
10曲目の「お楽しみ曲」は「アメイジング・グレース」と「ロンドンデリーの歌」の2曲の選択だったのですが、小生の選んだ曲とは違う「ロンドンデリー」が選ばれました。まあ、それでも最後にはアンコールで「アメイジング・グレース」が演奏されましたから結果的には同じなんですが、面白い趣向でした。
最後には写真撮影の時間が設けられ、みんなで記念撮影となりました。
この写真のどこかに小生と妻も写っています。