本命の初詣 2 | geezenstacの森

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本命の初詣 2

奥山半僧坊「方広寺」

 

 今回の初詣の目的はこの方広寺でした。ここは総門の中にも駐車場があります。この門の左手前が「乃木そば 神谷」です。

 

 

 総門(登録有形文化財)方広寺境内の入口で来山者を迎える堂々とした佇まいの門。通称黒門です。この奥が拝観の受付になっています。

 

 

 左手には川が流れているのですが、その奥にこの出世弁財天があります。

 

 

 右手の獅子岩です。すでにここには五百羅漢が並んでいます。今年は赤い毛糸の帽子をかぶった仏像がアクセントになっていました。

 

 

 その奥にある山門(登録有形文化財)です。足利紫山管長によって、昭和28年(1953年)に再建されたもので、通称赤門と呼ばれています。今はこの門は潜れません。

 

 今回の配管コースは川沿いを登っていきます。

 

哲学の道の五百羅漢

 

 

 哲学の道を少し進むとすぐ左手に、小さな屋根をさしかけた切り株があります。明治14年(1881年)、奥山大火の難を受けた後、幹の中が炭化したまま再生し130年以上の時を生き続けた大杉の切り株です。近年、新たなパワースポットにもなっています。

 

 

 

 

 方広寺にゆかりのある龍神様をお祀りしています。その昔、方広寺の開山さまが行脚をされていたときのこと。現在の浜松市天竜区鹿島のあたりで、増水した河を渡るのに難儀されていたところ、龍神様が現れ、そのお姿を橋に変え、開山さまをお渡ししたという伝説があります。

 

亀背橋

 

 

 

 上の駐車場には三重の塔があります。

 

 

 亀背橋を渡れば本堂はすぐです。

 

亀背橋の上

 

鐘楼

 

 
 方広寺は、山号は深奥山(じんのうざん)と称し、臨済宗方広寺派の大本山です。1371年、無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ)が、ここ浜松市北区引佐町奥山に開きました。この地が、かつて訪れたことがある中国の天台山方広寺の風景に似ていることから方広寺と名付けられました。ご本尊は釈迦三尊像で、国の重要文化財に指定されています。
 

大本堂(額の揮毫は山岡鉄舟)

 

 

 

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大本堂内部

 

釈迦三尊像(国重要文化財)

 

 

浜名講中の神輿

 

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観音堂

 

半僧坊真殿の大提灯

 

 

 今回は参拝者が我々夫婦だけと言うこともあり、この真殿の奥まで入ることができました。

 

羅漢の庭

 

上天台舎利殿よりの眺め

 

枯山水の石庭

 

 

 虎松(井伊直政)の生母が、方広寺を建立した奥山朝藤公の末裔 奥山朝利の娘ということで、井伊家ともゆかりが深い「方広寺」です。宝物展示室の入り口にはその井伊直政の母君が鎮座しています。

 

 ここは、御朱印帳は最初に大庫裡に預けて最後に受け取るスタイルです。