本命の初詣で 1 | geezenstacの森

geezenstacの森

音楽に映画たまに美術、そして読書三昧のブログです

本命の初詣で 1

 連休の終わった10日、予定していた浜松は引佐にある「方広寺」へ初詣でに出掛けました。本来は正月にここへ出かける予定でしたが、地元のニュースで干支のウサギを祀る神社のことを流したので、急遽変更したものでした。

 

 この日は朝から冷え込みましたので、途中で何度もトイレ休憩を挟んでののんびり旅行です。で、本来は浜松の伊耶佐インターから出る予定だったのですが、トイレ休憩のためにちょっと乗り越しで「NEOPASA(ネオパーサ)浜松」まで足を伸ばしました。

 

 

 この「NEOPASA(ネオパーサ)浜松」はピアノの鍵盤を模したユニークな建物が目を引きます。

 

 

 そんなことで、中にはヤマハの「ミュージック・スポット」が設置されており、現在はヤマハのオーディオ製品の数々が展示されています。

 

 

 また、その一角にはピアノが置かれており、誰でも自由に弾くことができます。この日も親子連れが楽しそうにピアノを弾いていました。

 

 

 さて、小腹が空いたので、浜松名物の餃子を摘んで行くことにしました。施設内には元祖浜松餃子の名店「石松」が出店しています。

 

image

 

 こちらが注文した餃子です。時間が早かったのか、この日最初のお客だったようで、焼き上がりまで結構待たされました。餃子日本一に輝いたこともある浜松ですが、最近は宮崎にトップの座を明け渡しています。それを象徴するかのような味でした。

 

 

 無料のドリンクサーバーはせっかく静岡茶が飲めると思ったのですが、コロナ下で調整中の名の下に休止していました。残念!!

そういえば、SAで今まで手に入った道路地図まで入ったSAガイドも今は供給されなくなっています。

 

 ただ、インフォメーションで引佐への戻り方を尋ねたところ、「浜松・浜名湖ロードマップ」なる印刷物をいただき併設するスマートICからの行き方話教えてもらうことができました。

 

  で、奥山「方広寺」には11時45分ごろ無事到着しました。ただ、もうお昼ですから門前の「乃木そば神谷」で先にお昼にすることにしました。

 

 

 

 ここ、方広寺にくれば必ず立ち寄る蕎麦屋です。

 

 

 ユニークな店で、裏口には「カラス進入禁止」の紙が2枚ぶら下げてありました。どれほど効果があるのでしょうねぇ?

 

 

 さて、こちらが「乃木そば」です。そば粉の割合は天気により割合を変えているようですが、美味い手打ちそばです。麺はもちもちでコシがありかつおだしが効いています。シンプルですが気に入って毎回食べています。

 

 

 このそばとセットにしたいのがこのみそおでんのこんにゃくです。『こんにゃくいも』を手ですり潰す所から作った昔ながらの製法のコンニャクは、厚めにカットされておりブルンブルンで歯応え十分です。ご飯類はメニューになく、おでんもこんにゃく一種類です。でも、これで腹持ち十分です。そうそう、食べめぐにクーポンがあり、そばを食べればクーポンでこのこんにゃくおでんが一本無料になりますぞ。

 

 

 明治時代の名将『乃木希典大将』が明治43年、奥山方広寺に参った時、此方【神谷】で蕎麦を食し、当時一杯18銭の蕎麦代だったのに対し1円を置いていき「旨い蕎麦だった」と褒めてくださったそうです。そして、この蕎麦を後世に伝えたいと、話を訊いた方広寺管長足利紫山老子が命名してくださったのがこの「乃木そば」の由来です。

 

 伝統は店内に掲げてある講の看板にも表れています。

 

 

 連休明けでお客さんもまばらでゆっくりと食すことができました。

 

 

 店内は雑然としていますが田舎の純朴な蕎麦屋のイメージで好感が持てます。

 

 さて、腹も膨れたことですから本来の参拝に出かけるとします。