今年の初詣
元旦は家族が揃うという事で、我家に子供たちが集まってきました。もちろん、娘夫婦と孫も一緒です。久しぶりに、団欒というものを味わいました。
そんな事で、2日の日に初詣です。今年は本当は車で浜松の方を計画していたのですが、急遽近くに、うさぎの神社があるという事でそちらに出かけました。
地方のフリーペーパーで、その神社が取り上げられていて、こんな近くにそんな神社があったんだと思いつきで出かけました。場所は大須です。
ということでは大須観音がメインと思うでしょうがそうではないんですなぁ。もちろんこちらもお参りはしました。
こちらは参拝の行列です。
本当はこの「宗春からくり時計」を見たかったんですが、行列を抜け出すことができず時計の前にたどり着いたのは11時15分ですでに上演は終了していました。本来はこんな内容です。
これは唐子バージョンです。他に浦島バージョンもあります。
大須観音御朱印
大須商店街はアーケードがあるので大勢の参拝客であふれています。
大須観音からすぐ近くに2007年にオープンした「不思議の国アリス」をテーマにしたカフェ「Dear Alice(ディアアリス)」がありました。同店の入り口は約1メートルの高さしかなく、腰をかがめないと店内に入ることができません。ちようど男性が入り口から出てきましたが頭をぶつけていました。
大須は江戸時代寺町でしたから神社がかたまっていました。こちらは富士浅間神社です。
その隣にはまねき稲荷社もあります。
さて、大津通に向かって歩き、みそかつの矢場とんの本店側に目的の「三輪神社」があります。マスコミに取り上げられたこともあり、今年は大須観音より参拝者が殺到しています。境内も狭いので参拝客は南側道路を右巻きにほぼ一周するぐらい並んでいました。小生たちも拝殿までたどり着くのに1時間以上並びます。
参拝客が多く、とても鳥居を写すことができなかったのですが、ここの入り口にある鳥居は三輪鳥居あるいは三つ鳥居と呼ばれるもので、明神鳥居とよばれる真ん中の鳥居の他、左右に1つずつ鳥居をもつ珍しいつくりになっています。おそらく奈良桜井の大神神社にあるものを真似たものだと考えられますが、全国的にみてそこまで数多くある鳥居ではありません。ちなみにこの鳥居、正式には「茅の輪くぐり」のくぐりかたと同じ。中央の鳥居から左右八の字にくぐります。
ようやく本殿前にたどり着きました。左手に書置きの御朱印を拝受するテントが見えます。商魂たくましく膨大な種類の御朱印が用意されています。
拝殿の奥ではご祈祷を受けている人が座していました。
拝殿のすぐ右側に撫でると御利益があるという「福兎」の像があります。こちらも長い行列ができています。
境内のご神木「楠」には赤い矢が刺さりここから縁結びの赤い糸が繋がっているのですが、今はおみくじの縛り糸になっていています。
寛文8年(1668)尾張徳川家が京都の蓮華王院(三十三間堂)で威信をかけて競った、通し矢の修練場(三十三間堂を模した長廊)矢場が三輪神社の境内に造られ、この界隈を「矢場町」と呼ぶのも、ここに矢場があったことに由来します。
三輪神社は境内にある由緒書きによると1570年、奈良桜井三輪町から現在の矢場町交差点付近にある小林城に移った城主、牧若狭守長清(まきわかさのかみながきよ)が、生まれ故郷の三輪山に鎮座している大物主大神(大国主大神・大黒様)を勧請し祀ったのが起源とされています。ということで大黒様の置物もあちこちにあります。尾張十六代藩主である徳川義宣公も合祀しています。
三輪神社御朱印
こちらの御朱印は書置きで和紙に印刷してあります。ただし日付までは入りません。