名古屋国際中学校・高等学校
Wind Orchestra第18回定期演奏会
クリスマスの午後は「名古屋国際中学校・高等学校 Wind Orchestra」のコンサートを楽しみました。
この吹奏楽団の演奏を聴くのは初めてです。以前勤めていた御器所の店のすぐ近くにあったのでよく知ってはいました。野球部があり、2022年はベスト16にまで勝ち進んだ強豪校です。そんなことでブラス部があるのは当然のことでしょう。そのブラス部の今年最後の演奏会がこのコンサートでした。プログラムは以下のようになっていました。
これとは別に、開演前にアンサンブルでのプレコンサートも行われていました。
上は管楽アンサンブル、下は弦楽アンサンブルです。
今年はこの木村拓哉が岐阜信長まつりに登場して話題になりましたが、続いて演奏された「アニメ・メドレー」も11月にオープンした「ジブリ・パーク」に関連して取り上げられました。ステージ上のスクリーンには演奏されたジブリのアニメの名シーンも映し出され、演奏とリンクしていて楽しめました。ただし、今回演奏された、「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」、「紅の豚」、「となりのトトロ」の4曲のバージョンは初めて耳にするものでした。
次に演奏されたのはスカパラの名曲、『Paradise Has No Border』です。ここではパフォーマンスを取り入れたステージになっていました。
そして。最後は野球部応援のためのメドレーで、ステージ後ろの2階席に野球部のメンバーとチアガール応援団が陣取り華やかな応援パフォーマンスとウィンドオーケストラが一体となった力強い演奏が繰り広げられ楽しませてくれました。
曲は甲子園ではおなじみのアフリカンシンフォニーを最初と最後に配したもので、来年は是非甲子園で聞きたいものです。
アンコール1曲目ははクリスマスとあって、ルロイ・アンダーソンの「ソリ滑り」が演奏されました。最後は、ニューイヤーならぬラストイヤーにあやかって「ラデツキー行進曲」が、学園理事長の指揮で演奏され、幕を閉じました。
クリスマスウィークに聴いた2つの吹奏楽団の演奏は、コロナ禍でありながらそれぞれに工夫が凝らされた演出で、楽しめる演奏会になっていました。