愛工大名電高校吹奏楽部
第6回クリスマスコンサート
クリスマスも近いということで、今年もクリスマスコンサートに出かけてきました。場所は名古屋国際会議場センチュリーホールです。普段はどういうわけかあまりクラシックのコンサートでは使われないホールなのでここに出かけるのは久しぶりのことです。
吹奏楽愛好家ならご存知なんでしょうが、ここは毎年「全日本吹奏楽コンクール」の中学・高校の部の決勝大会が開催される会場となっています。いわば吹奏楽の甲子園的な会場です。
アンコール
ディープパープル・メドレー
ラデツキー行進曲
このコンサートは国際会議場自体がスポンサーとなって開かれているコンサートです。このホールは国際会議で使用することもあり、キャパは3,000席あります。つまりは、愛知県芸術劇場大ホールよりも広いんですなぁ。
そして、第70回全日本吹奏楽コンクールの決勝はここ名古屋国際会議場センチュリーホールで開催されているんですな。ですから、ここは吹奏楽の甲子園と言われています。うがった見方をすれば、明治時代に「いとう呉服店(松坂屋)少年音楽隊」が日本の吹奏楽の走りであったともいいます。この音楽隊はのちに東京に進出し、東京フィルハーモニー交響楽団へと発展していきます。
さて、愛工大名電高校吹奏楽部はことしも、高等学校部門では金賞に輝いています。
そんな彼らが、クリスマスをメインにしたコンサートはこの日限りの演奏会です。ここで、特徴的なのはただ曲を演奏するだけでなく、どの曲もパフォーマンスを取り入れた見ていたも楽しいコンサートになっていることです。今年の曲目では、「サンタが街にやってくる」では全員がサンタ帽子をかぶり、中にはトナカイやサンタのコスプレを纏った奏者も混じっての演奏でした。ソマ一旦は下の「HAPPY」でも鑑賞することができます。
前半の最後は「女性コーラス」を取り入れた「アメージング・グレイス」、後半一曲目の「もろびとこぞりて」では男性のクワイヤを加えてで演奏されました。
「ディスコ・パーティ」でも、見事なパフォーマンスを展開しています。
アンコールは名電の十八番とも言える「ディープ・パープル・メドレー」でした。burnではじまり、ハイウェイスター、そしてSmoke on the Waterと続きます。
最後は国際会議場の館長が指揮台に登場し、ニューイャーならぬクリスマス版「ラデツキー行進曲」を演奏して終わりました。いゃあ、楽しいコンサートでした。