ピーター・フランプトンとビー・ジーズ
Sgt Peppers lonely hearts club Band
曲目/
1-1 Bee Gees, Paul Nicholas, Peter Frampton– Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band/With A Little Help From My Friends 4:42
1-2 Sandy Farina– Here Comes The Sun 3:05
1-3 Peter Frampton, Bee Gees– Getting Better 2:46
1-4 Dianne Steinberg, Stargard– Lucy In The Sky With Diamonds 3:41
1-5 Bee Gees, Dianne Steinberg, Paul Nicholas, Donald Pleasence, Stargard– I Want You (She's So Heavy) 6:31
1-6 Paul Nicholas, Peter Frampton, Bee Gees– Good Morning, Good Morning 1:58
1-7 Bee Gees, Jay MacIntosh, John Weeler– She's Leaving Home 2:40
1-8 Paul Nicholas, Dianne Steinberg– You Never Give Me Your Money 3:07
1-9 Robin Gibb– Oh! Darling 3:29
1-10 Steve Martin – Maxwell's Silver Hammer 4:00
1-11 Bee Gees, Peter Frampton– Polythene Pam/She Came In Through The Bathroom Window/Nowehere Man/Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 5:11
2-1 Earth, Wind & Fire– Got To Get You Into My Life 3:36
2-2 Sandy Farina– Strawberry Fields Forever 3:31
2-3 Frankie Howerd, Sandy Farina– When I'm Sixty-Four 2:40
2-4 Frankie Howerd– Mean Mr. Mustard 2:39
2-5 George Burns– Fixing A Hole 2:25
2-6 Alice Cooper , Bee Gees– Because 2:45
2-7 Peter Frampton, Bee Gees– Golden Slumbers/Carry That Weight 3:24
2-8 Aerosmith– Come Together
3:46
2-9 Maurice Gibb, Peter Frampton, George Burns, Bee Gees– Being For The Benefit Of Mr. Kite 3:12
2-10 Peter Frampton– The Long And Winding Road 3:40
2-11 Barry Gibb, Bee Gees– A Day In The Life 5:11
2-12 Billy Preston– Get Back 2:56
2-13 Unknown Artist– Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Finale) 2:13
録音/1978
Recorded and Mixed at Cherokee Studios, Los Angeles
Additional recording at Air Studios, London
EMI Studios, Abbey Road, London
Record Plant, New York
Northstar Studios, Boulder, Colorado
Mastered by John Golden at Kendun Recorders, Burbank, California
P:ジョージ・マーティン
E:ジョフ・エメリック
RSO RS-2-4100
昨日の記事でビー・ジーズも取り上げたことで、そういえば・・・と探したらこんなレコードが出てきました。ビートルズのオリジナルのLPの「Sgt Peppers lonely hearts club Band」は所有していませんが、サントラということでこちらの方は手に入れたものです。ビー・ジーズ、ピーター・フランプトン等主演の同名映画のサントラで、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」「アビー・ロード」等のカバー集と言ってもいいでしょう。好きだったビー・ジーズがビートルズの曲を演っているという理由で、ゲットしたものです。
2枚組ですからジャケットは見開きですが、中は映画の写真のカットだけで説明は一切ありません。手元にあるのはアメリカ盤ですから、解説なんかありません。レコードの紙の内袋が、そのまま曲目リストや映画のキャストの一覧になっているだけです。
ジョージ・マーチンがプロデュースしているためか、ビートルズのオリジナルを尊重した作りになっており、サウンド的にはなんだか物足りないカバー集になってしまっています。唯一、マーチンがプロデュースしなかったEW&F、エアロスミスがシングルヒット。この2曲の出来の良さが突出しているのも面白いところです。EW&Fの「ガット・ゲット・トゥ・イントゥ・マイ・ライフ」なんか実に個性的で彼ららしいカバーで鮮やかな印象を当時感じました。
全曲、こんな調子の曲が並んでいると面白いアルバムになったと思うのですが、他はビートルズの枠をはみ出ないような演奏。肝心のビージーズとピーター・フランプトンのらしさというか、持ち味が出ていないので面白さは半減です。ただ、映画を見た人はその音源で映像を見るとノスタルジックの中に彼らの生き生きとした表情を垣間見ることができました。
映画は大コケで、日本のウィキでは全く項目がありません。映画の製作当初は、ヒロインをオリビア・ニュートンジョンが演じるという話もありましたが、結局サンディ・ファリーナという歌手に落ち着いてしまいました。オリビアが歌っていたら、もうちょっと個性的な歌が聴けたかもと思うと残念ですなぁ。オープニングの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バント」です。
下は、ビージーズとピーター・フランプトンが登場したシーンを集めたビデオです。
さて、この映画は基本的にはミュージカル映画です。その音源としてのサウンドは下で聴くことができます。
フィナーレのサージェント・ペパーズのシーンです。