2022 モダンアート
中 部 作 家 展
この週末は、愛知県美術館のギャラリーに出かけて、「2022 モダンアート 中部作家展」を楽しんできました。この展覧会は地元の中日新聞社が主催していることもあり、新聞で取り上げられていることもあり、注目していました。
今年は東海3県の所属作家14人の22作品が出品されていました。
床面には工芸作品、壁面に絵画作品がゆったりと展示されていて、心ゆくまで干渉することができました。
WORK 61 中風明世
4連の作品で表面的には群青色の作品に白い線が流れているだけですが、近くで見ると2枚はベースは赤く塗られその上に群青色が理重ねられているのがわかります。
そして、残りの2枚はシルバーに塗られた上に同じように群青色が重ねられています。
入り口正面にこの連作があり、いきなり引き込まれました。
祝された生物 22-Ⅲ 古川秀明
祝された静物 22-Ⅳ 古川秀明
ダンス 葛西和博 奨励賞
残る出会い2021砂のマスク 鈴木田俊二
タクラマカン残月 鈴木田俊二
生命No.10冬" 後藤怜子
WORK-21-A 岩瀬史
WORK-21-B 岩瀬史
残像「トリオ」 和田有司 奨励賞
現在進行形 李宣喜 中日新聞社賞
これは3枚で一つの作品です。現在、過去、未来を表現していて現在が大きく描かれているのでしょうか?
思考の形態 2021 、2022 渡辺靖隆
思考の形態 渡辺靖隆
この作品、上は額縁入りですが、下は2つで一つの作品ということで額に入っていませんし、絵の具は横まではみ出しています。横まで作品のうちということでしょう。
"22 ハジマリ 小松原揚子
新聞にも取り上げられていた作品です。実際のキャプションは
「"20 ハジマリ」となっていますが、目録には「"22 ハジマリ」と記載されていました。受付でどちらが正しいのか作者に確認してもらうと"22の方が正しいということでした。
光の風景Rー4 山本莞二
波動 中野真
これも2つで一つの作品でした。下の作品は電源が入って稼働する仕掛けなのですが、リレーが故障していて、実力は不明でした。
雫 鈴木律子
言ってみれば鍾乳石のような作品なのでしょう。
宙 小林宜子
染色工芸なんですが、この回ではスペースアートとして分類しているようです。
ゆっくり見て回るのにはこれくらいの展覧会がちようどいいですなぁ。