残暑の東山植物園 2
温室前室の花も良いのですが、従来の温室の花も見頃を迎えているものがたくさんありました。
トウダイグサ科・ユーフォルビア属の「クロマリシテン」です。クロマリシテンの黒は、隣りに植栽の「ユーフォルビア・ロフォゴナ」の和名が 「マリシテン(摩利支天)」で、よく似た形態でありながら、こちらは、茎が黒っぽいことによるのでしょう。
見事な「サンタンカ」です。
アシスタシア イントルサ
アナナス・ナヌス こういう形状だとアナナスがパイナップル科だということがよくわかります。
エピデンドロム ラン科の花です。
パフィオペディルム ラン科の花ですが、袋状の唇弁が特徴の植物です。その優雅な姿に愛好家も多く、とても人気があるそうです。
オドントネマ・ストリクツム キツネノマゴ科の植物です。
ヒポエステス・アリスタタ これもキツネノマゴ科の花です。
サガリバナはいま実をつけていました。
コスツス・オサエ こちらはショウガ科の植物です。
で、こちらはキツネノマゴ科の「ユスティキア・ノドサ」です。
ローゼルは花が終わり実がなっていました。ハーブティーの原料になります。
植物園全体ではまだ紅葉はほとんど進んでいません。植物園には武家門があったのですが、ジブリパークのオープンとともにそちらに移設されてしまいました。そんなことで、ちょっと植物園自体は寂しくなっています。
小さい白い花は「シラタマホシクサ」です。東海地方の伊勢湾・三河湾周辺しか分布していないこの地方の固有種です。
この合掌造りの家の周りには椿園があるのですが、まだ蕾の段階で全く花は咲いていません。
園内には坂道が多いので、最近移動用のバスが運行されています。植物園正門から星ヶ丘門までの移動に使われています。
十二単衣 ハウチワカエデの別称で、カエデの仲間です。
サキシマフヨウ
これがその星ヶ丘門です。いつもはこの門から入場します。今回は逆ルートで回りました。
そんなことで、帰りは星ヶ丘に出ます。商業施設として「星ヶ丘テラス」があり、ちょうど昼時だったのでそちらで食事をとることにしました。
ハロウィンですなぁ。
星ヶ丘テラスは花がいっぱいの施設です。バラも咲いています。
そんなことで、とんかつの「マメゾン」で昼食です。とんかつ専門店ですから、熟成豚のロースカツを注文です。
タレは3種類用意されています。
定食はカツの量とご飯の量をチョイスできます。昼はボリューム的に、小ライスで充分でした。