残暑の東山植物園 | geezenstacの森

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残暑の東山植物園

 

 昨年4月にリニューアルオープンしている入り口すぐ近くの温室前館を見るのが目的の一つでした。現存する公共施設の温室では、日本で最も古い歴史があります。昭和11年(1936年)に建築された植物園の温室前館がそれです。意外なところでは東京の国会議事堂、これも昭和11年にできた建造物なんです。

 

 

 この温室はドーム型になっていて、箱型を比べると同じ容積ならドーム型の方が表面積が小さく、熱が逃げにくく蓄熱効果が高くなるということから、寒い外気から熱帯の植物を守り効率的に温室を温めるにはドーム型が有利なのです。

 

 

 

 植物園入り口には「フジバカマ」や「マリーゴールド」、ワレモコウ」が咲いていました。

 

 

 そして、この温室を使って、「秋の生け花展」が開催されてました。

 

 

 正面のドームには中央に中央椰子室、東翼にシダ室、西翼に多肉植物室を配し、中央椰子(ヤシ)室と両翼部を花卉(かき)陳列室でつないでいます。

 

 

 左は雪女王、右は千里紅という名前がついていました。

 

かすみ草、晒し柳、モンステラ、カラスウリ、ピンクッション、かぼちゃ 八代流

 

せいばんもろこし、ノコンギク、のぶどう 華原の会

 

紅葵、フォックスフェイス 草月流

 

 

 

南天、ケイトウ、ツルウメモドキ 嵯峨御流

 

エンペラ、 ゚アンスリウム、 ゚ピラカンサ、オリヅルラン 小原流

 

菊、レザーファン、立桂、瓶子草、ホトトギス 

 

ゆり、ケイトウ、ハラン、リンドウ、キバナシュクシャ 龍生流

 

ストレリチア、手まり草、花唐辛子 池坊

 

これは説明書きがありませんでした。

 

 上の花と対で一つの作品です。

 

パンパスグラス、アスター、ワレモコウ、ニューサイラン、アンスリウム、ガーベラ、オンシジウム、ケイトウ 花道松月堂古流

 

大王松、ツルウメモドキ 真生流

 

野ばら、アセビ、菊 真生流

 

北室の巨大な椰子

 

ストレリチア、俗にいう「極楽鳥花」です。

 

タイワンレンギョウ

 

 

キリ、イネ、ガマズミ、やつで 小原流

 

アンスリウム、グロリオサ、ケイトウ、唐辛子 嵯峨御流

 

カラー、ニューサイラン 日本華道松月

 

グズマニア、カラースチール、松ぼっくり 華道高野山

 

ケイトウ、紅葉 池坊

 

レンギョウ、ツルウメモドキ 真生流

 

フォックスフェイス、サンゴミズキ、ヤツデ