在来線のドクターイエロー | geezenstacの森

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在来線のドクターイエロー

 

 月曜日の22日午前10時20分ごろ、JR名古屋駅の4番線に何やら見慣れない車両が止まっていました。3両編成のおよそJR東海らしからぬ車両です。パンタグラフもありません。

 

下りホームからの全景

 

 とりあえずスマホで写真だけ撮りました。あとで調べてみると何と「ドクターイエロー」ならぬ「ドクター東海」であることが判明しました。走りながら線路などを検査することから、「新幹線のお医者さん」とも呼ばれている「ドクターイエロー」は結構見かけますが、こちらは初めて見かけました。こちらは、在来線の「ドクターイエロー」、つまり「在来線のお医者さん」である「ドクター東海」というのだそうです。

 

中ホームからの勇姿

 

 このドクター東海、快速「みえ」(名古屋~伊勢市・鳥羽)などに使われているキハ75形というディーゼルカーをベースに開発されたもので、最高速度の120km/hで走行しながら、線路を検査できるそうです。

 

 YouTubeにはこんな動画がアップされていました。

 

 

 さて、下は7月26日に撮影した車両です。こちらもレアな車両で、2007年に登場した国内初の気動車による在来線用のレール運搬車-キヤ97系-なのでした。
 
 
 そして、先頭側にはJR貨物のDD200型の最新式のディーゼル機関車が連結されていました。このDD200形式の特徴は駆動方式が電気式であること。車体長はやや長くなったものの、軽量化されたことで最高運転速度が旅客路線での運転でも支障のないように110km/hと向上しています。真新しい車両のようで車体はピッカピカでした。