8月の散財 パート2 | geezenstacの森

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8月の散財 パート2

 

 今年のお盆は大変でした。政府が無策のせいで補助金出さずにコロナを放置して、規正しなかったせいで仕事仲間が次々と感染し、少ない人数で普段の倍以上の仕事量をこなす羽目になりました。こんなことなら、人為的に前倒しで集団感染を誘発し、お盆でのピークをずらすという計画を実践した方が良かったような気がします。

 

 まあそれは別として、ようやく休みが取れたので買い物に出動し、またしても散財をしてしまいました。

 

 

 今回の捕獲は7枚で、全てクラシック関係です。ポツプスものもあったのですが、最近は恣意的にポップスは法外な価格がついています。その点、クラシックはあまり人気がなく安定した価格付けがされているので、小生にとっては好都合です。

 

 

 下段右端は、ドイツ語表記であまり人目を引かなかったのでしょう。同じ内容のレコードを以前所有していたのでピンときました。ドイツ・ハルモニアムンディから発売されていた「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽手帳」というアルバムです。以前はアメリカ盤で所有していたのでこれがオリジナルのジャケットだったんでしょうなぁ。楽しいアルバムです。

 

 

 第2期のグロリアシリーズで発売されたアンチェル/ウィーン響のレコードです。このころの録音は呈示部のリピートが省略されています。1958年の録音ということで、当時のチェロセクションにはアーノンクールが在籍していたはずです。

 

 

 ちょっとらしからぬデザインのジャケットは、当時のヴァージル・フォックスがロックスター並みの人気を誇っていたことを意識してのデザインになっています。1970年代にロックの殿堂フィルモアイーストでコンサートを開催し、ビルボードのヒットチャートにも彼のアルバムがランクインしたというのですからその人気のほどがわかります。その中身がバッハのオルガン音楽というのですからたまげます。

 

 

 ピアノのジョン・オグドン1961年にブダペスト国際ピアノ・コンクールに優勝して国際的に名声を博し、1962年にはウラディーミル・アシュケナージと並んで、第2回チャイコフスキー国際コンクールを制しています。ただし、1973年に病で倒れたため録音はそれほど多くはありませんな。ここではベルグルンドと組んで録音しているという珍しい録音です。

 

 

 通常のEMIのシリーズとは異なるレコード番号で発売されているこのアルバムは、上記とともに「ワールド・レコードクラブ」ように発売されたものです。エフレム・クルツのアルバムは一枚も所有していないので今回捕獲しました。まあ、バレエ指揮者として活躍した彼の代表盤といってもいいでしょうな。

 

 

 これはソニーに対抗して発売したエンジェルベスト150に組み込まれていたクリュイタンスのヒゼーのアルパムです。まあ、この曲の代表盤といってもいいでしょう。このシリーズではソニーと同じくサンプラーレコードを投入して競争していたことが懐かしく思い出されます。