写真展 星野道夫 悠久の時を旅する | geezenstacの森

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写真展 星野道夫

悠久の時を旅する

 

期間:2022年4月14日(木)~25日(月)
会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ10階 特別会場
開館時間 :午前10時-午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)

 

 

 現在、JR名古屋高島屋で開催されている「写真展 星野道夫 悠久の時を旅する」へ出かけてきました。彼の名前は「National Giographic」を通じて知っていました。今では日本語版も出版されています。その『ナショナル ジオグラフィック』でも、1987年8月号で「ムース」、88年12月号で「カリブー」をテーマにフォトストーリーを発表しています。90年には木村伊兵衛賞も受賞しました。

 その作品と著作は、北国の厳しい自然に生きる野生動物や植物、そして人間への愛情にあふれ、多くの人々の心を捉えてきました。

 

 星野道夫は、アラスカをフィールドに、およそ20年に渡って、自然や人々の暮らしを撮り続けた写真家です。北極圏の大地や、野生動物と共生する人々の暮らし、語り継がれた神話――。星野氏はその鋭敏な感度で生命の輝きを捉えるとともに、数々の出会いを通じて思索を深めながら、「自然と人の関わり」を追い続けました。彼の残した写真と言葉は、没後25年を迎えた今もなお多くの人々の心を動かし、今日的な課題へと向き合う私たちの背中を優しく押してくれています。


 本展は、日本にいた20歳の星野がアラスカのシシュマレフ村村長と交わした手紙をはじめとする貴重な資料を交えて、初めて足を踏み入れたアラスカから、事故で亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島までの写真を一望するものです。未完の作品群によって星野の足跡を辿りながら、彼の終わりなき旅を5章構成で展示されていました。

 

第1章:生命の不思議-極北の動物たちとの出会い
第2章:アラスカに生きる-人々との出会い
第3章:季節の色-自然との出会い
第4章:森の声を聴く-神話との出会い
第5章:新しい旅-自然と人との関わりを求めて

 

入り口スペースの彼の足跡を辿るマップが掲示されています。

 

ガラスケースの中にはシシュマレフ村村長と交わした手紙が展示されています。

 

 

 

 

 

 

 

会場では下記のビデオが最後に上映されています。