4月の散財 その2 | geezenstacの森

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4月の散財 その2

 

 今回は大量に捕獲したのでその続きです。

 

 

 こちらもほぼ室内楽です。前オーナーの趣味の良さがわかります。

 

 

 1977年に録音されたコレギウムアウレウムの「四季」です。これは国内盤ですが、これは再発盤です。初出はKUX3088で発売されていますが、こちらはミッドプライスのULS−3227-Hとして発売されたものです。日本版は通常の使用で発売されましたが、ドイツ盤はSQ方式の4チャンネルレコードとして発売されています。このハルモニアムンディは一時期EMIから発売されていて、CDではこちらで取り上げています

 

 

 キングから発売されたオイロディスク原盤のジェームズ・ゴールウェイのモーツァルトのフルート協奏曲です。ベルリン・フィルの首席を務めていた時代から、ゴールウェイは繰り返しモーツァルトの協奏曲をディスクに刻んでいます。当盤は1回目の録音のものとなります。これは1980年に発売されたものですが、同じ録音が1975年には日本コロムビアから発売されています。

 

 

 もう一枚ロンドンのSTSシリーズが残っていました。これもモーツァルトで、やはりウィーン八重奏団の演奏による1965年の録音で、プレスは行イギリスでなされています。

 

 

 今回の捕獲で唯一の交響曲作品です。ホルスト・シュタイン/スイス・ロマンド管弦楽団のシベリウスの交響曲第2番です。ジャケットはロンドン盤に見えますが、デッカマークの上にロンドンのシールが貼ってあります。こういうのは初めて見ました。インターナショナル盤なのでこういう仕様になったのでしょう。このころのプレスはオランダです。裏面の解説は英語、フランス語、ドイツ語で書かれています。コスト削減の一枚です。

 

 

 これはスプラフォン原盤の一枚ですが、バックが指揮クルト・レーデル/チェコフィルによる演奏でスークのヴァイオリン、ヴィオラはミラン・シュカンパです。これはあまり知られていない日本コロムビアの「エオリアンシリーズという1500円盤のシリーズの一枚です。

 

 

 これはグラモフォン・スペシャル・プロダクツシリーズの一枚で、演奏がイザイ弦楽合奏団、式がローラ・ベボスコということでゲットしました。黒のレーベルにDGGの文字が黄色というデザインでグラモフォンのレーベルの中では高級感がありました。ベボスコは一次ブームになりましたが、そのほとんどがフィリップスから発売されていたのでグラモフォンにこんな録音があるとは知りませんでした。1971年の録音です。

 

 

 これも、クルト・レーデルの指揮によるもので演奏は彼の組織したミュンヘン・プロ・アルテ管弦楽団です。録音は1979年となっていてRCAからレギュラープライスで発売されています。RCAにレーデル/ミュンヘン・プロアルテの録音があッたとはこのレコードを手にするまで知りませんでした。ただ、内容はいわゆる名曲集で、フィリップスからも同じような内容で発売されています。

 

 

 これもその存在を全く承知していなかったレコ反吐で、オルガニストのダニエル・コルゼンパによるモーツァルトの教会ソナタの全集で2枚組です。バックはヘルムート・ヴィンシャーマン/ドイツ・バッハ・ゾリステンが努めています。初出は2枚組で5000円で発売されていましたが、これは再発盤で再発されたものです。調べると、これはコルゼンパの代表盤のようなようなレコードですな。いいものをゲットしました。