第9回白圭社書法篆刻展 | geezenstacの森

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 第9回白圭社書法篆刻展

 

 

 若かりし頃、本を買い集めては自分の蔵書にしたくて落款を作成し、本の裏表紙に推しまくっていました。まあ、その時は「篆刻」なんて言葉は全く知りませんでしたが、この落款を作る行為のことを「篆刻」というんですなぁ。

 

 そんなことで、少しは興味があるのでこの「第9回白圭社書法篆刻展」をのぞいてみました。

 

 さて、「白圭社」は書法篆刻芸術の海外文化交流及び将来の研究活動のために2012年に設立されました。白圭(はっけい)は白珪とも書き、中国古代の白玉製の祭司または賓客の接待に用いる器を意味します。またその美しさゆえに清白の身のたとえにも使われます。圭は、白く清らかな玉のことです。      

 

 

 

 篆刻は木・石・金属などに印をほる行為のことです。その文字に多く篆書(てんしょ)を用いることから篆刻といいます。この書体今でも色々なところに使われていて、日本のパスポートの「日本国旅券」は篆書体が使われています。

 

 

 

 

 

 

これは篆刻のみの掛け軸になっています。

 

ここまでくると篆刻もアートです。

 

 

落款としての篆刻

 

握りての部分のデザインも楽しいですなぁ。

 

 以前作った落款は転勤の時に、処分してしまいました。非有いう作品を見ているとまたぞろ作ってみたい気持ちが湧いてきます。