コロナワクチン・ワンダーランド
河野大臣が旗振りでワクチン接種の促進をリードしてきましたが、ここにきて、ワクチンの供給不足が鮮明になってきています。7月末までに高齢者のワクチン接種を終了させると菅総理大臣がぶち上げていましたが、オリンピックに振り回されてどうもこれも怪しい雲行きです。
ちなみに、7月31日までに接種を完了しないといけないとすると7月10化がギリギリのタイミングということです。しかし、この10日は土曜日ということで、街中の個人医院は休みのところが多いのではないでしょうか。集団接種は2回目が4週間後ということなら、すでに7月3日に1回目の接種が終わっていなければなりません。本当に大丈夫なのでしょうかねぇ。
7月9日現在の高齢者の接種率2回目
ちなみに小生は、町医者での摂氏茹で、ギリギリの7月9日に第1回目の接種が終わりました。つまり、2回目は7月30日になります。申し込んだのはゴールデンウィーク明けすぐでしたが、この日しか予約が取れませんでした。
最初はインターネットの予約サイトから申し込もうと思っていたのですが、ネットの貝瀬かも混雑し、スマホからの予約だと接種番号と生年月日を入力しログインとなるのですが、この画面がログイン前の画面といっしよでわかりにくいったらありゃしない。おまけに、すでに6月中は予約がいっぱいという有様だし、予約電話の回線は繋がらないしという、お粗末な状況でした。窓口の地方自治体も大変だと思いますが、こういう事態の想定ができていないということは、危機管理が足らないということなんでしょう。特に大都市はその傾向が顕著だったように思います。
慌てて大規模接種会場を設置するといったあたふたとした対応は世界の情勢をまるで考慮していない様を露呈しました。すでに、この時期アメリカは大規模接種会場を設営して、車社会を考慮して球場の駐車場とかコンベンションホールを利用してバンバン接種を推進していました。
で、ようやく動き出した大規模接種会場ですが、交通の便の悪い場所というのがネックとなって肝心の接種者が集まらないという負のスパイラルで推移しています。足が確保できる健常者ならそれでもいいのですが、高齢者ではなかなかスムーズにはいきませんわなぁ。
まあ、小生の母親は92歳の高齢で足が悪と地よう時間は歩けません。行きつけの掛かり医も隣町ということで接種できません。幸いというか集団接種会場が近いこともあり、なんとか6月中旬に第1回目の接種を受けることができました。それでも、ワクチンはモデルナ製ですから2回目はまだまだです。
そして、小生の妻はというと65歳以下ですが、難病の持病があるということで6月後半に早々と接種権が届きました。1日でも早く申し込んだ方がいいと、ネットで申し込みましたが例のごとくネットからの申し込みは高齢者には一筋縄ではいかない、選択肢を後から入力というややこしさがあり、指定接種会場ではファイザー社のワクチンを接種することになっていますが、これで検索すると空きがありません。そのまま、集団接種会場を選択するとなんと本来はモデルナ製のワクチン接種しかしないはずなのに、ファイザー社で直近の7月4日の予約が取れてしまったではないですか?!カレンダーを確認すると社会の動向に反して、日曜日の予約はかなり空きがあります。
しかし、本来発行されるべき予約番号が見当たりません。その日は時間が遅くなったので妻に次の日に予約の確認を電話でするようにと言って仕事に行きました。で、帰ってから確認するとやはり、予約は完了していませんでした。ただし、予約の内容で電話受付で完了したというのです。そんなことで、7月4日には嬉々として名古屋空港の大規模接種会場で接種を受けてきました。そして、書類を確認すると2回目は3週間後の7月25日になっています。つまり、ワクチンはファイザー社製なんですな。こんなことってあるのかいなという不思議なオチです???
という顛末で、我が家族は最後に接種権の届いた妻が最初に接種が完了し、次に母親、一番最初に予約が取れた小生が一番最後という不思議な現象でコロナ騒動は落ち着きそうです。
そうそう、我が家はオリンピックカレンダーは関係なく普段通りの生活が続きます。