6月の散財生活 | geezenstacの森

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6月の散財生活

 

 先週は父の日でしたが、そのために注文したCDがようやく到着しました。小生はリアルタイムで新譜を追い求めるタイプでは無く、レコードの時代から「ある晴れた日に」届くのを楽しみにしていたので、別に苦にはなりません。注文品が揃ってから届いたということでこのタイミングになりました。それが下記の3セットです。形としては3点ですが、そのボリュームは全部で、41枚になります。毎日1枚づつ聞いても1ヶ月半ほどかかりそうですなぁ。まあ、こんな内容です。

 

 
 上はソニーのボックスセットですが期間限定で発売されたものです。ボックスセットですが、中は1枚づつオリジナルの紙ジャケットに収納されています。
 
 
 左上のカラヤンとグールドの共演版は2008年にカラヤンの生誕100年を記念して正式リリースされたものです。レギュラーはこの一枚だけで1,760円で販売されていますが、このボックスセットは8枚のオリジナルアルバムがセットされてタワーレコードで2,209円で販売されています。また、アバドのベートーヴェンはDGに2度ベルリンフィルと録音していますが、それ以外にソニーとも録音しているんですなぁ。全てレギュラー版で発売されているものばかりで、こんな内容です。
 

[CD1]
ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37』,シベリウス:『交響曲第5番変ホ長調 Op.82』
[演奏]グレン・グールド(ピアノ)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1957年5月24日, ベルリン高等音楽院ホール(モノラル:自由ベルリン放送収録によるライヴ/ソニー・クラシカル)

[CD2]
ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15』『交響曲第7番イ長調Op.92』
[演奏]ダニエル・バレンボイム(指揮&ピアノ)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1989年11月12日、ベルリン、フィルハーモニー、ベルリンの壁開放記念コンサート(デジタル:ライヴ/ソニー・クラシカル)

[CD3]
ワーグナー:『歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナール』『歌劇「さまよえるオランダ人」序曲』『歌劇「ローエングリン」~第1幕への前奏曲』『楽劇「神々の黄昏」~ジークフリートの葬送行進曲』『楽劇「トリスタンとイゾルデ」~前奏曲と愛の死』
[演奏]ロリン・マゼール(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)
[録音]1997年11月1日~3日、ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:セッション/RCA)

[CD4]
ブルックナー:『交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1878/80年稿)
[演奏]ギュンター・ヴァント(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1998年1月30日、31日&2月1日、ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:ライヴ/RCA)

[CD5]
チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』
[演奏]アルカディ・ヴォロドス(ピアノ), 小澤征爾(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]2002年6月、ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:ライヴ)
ラフマニノフ:『前奏曲集Op.23~第10番変ト長調』『楽興の時Op.16~第2番変ホ短調』『6つの歌曲~第3番「ひな菊」Op.38-3』『前奏曲集Op.32~第5番ト長調』『東洋のスケッチ』『幻想的小品集Op.3~第3番「メロディ」ホ長調』『「イタリア・ポルカ」によるコンサート・パラフレーズ(ヴォロドス編)』
[演奏]アルカディ・ヴォロドス(ピアノ),
[録音]2003年4月、ベルリン(デジタル:セッション)(ソニー・クラシカル)

[CD6]
メンデルスゾーン:『ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64』、ブルッフ:『ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』
[演奏]五嶋みどり(ヴァイオリン) マリス・ヤンソンス(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]2002年1&6月、ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:ライヴ/ソニー・クラシカル)

[CD7]
ベートーヴェン:『交響曲第9番ニ短調Op.125』
[演奏]ジェーン・イーグレン(ソプラノ), ヴァルトラウト・マイヤー(メゾ・ソプラノ), ベン・ヘップナー(テノール), ブリン・ターフェル(バス・バリトン), スウェーデン放送合唱団, エリク・エリクソン室内合唱団, クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[
録音]1996年4月2日、4日~6日、ザルツブルク祝祭大劇場(デジタル:ライヴ/ソニー・クラシカル)

[CD8]
R.シュトラウス:『アルプス交響曲Op.64』『ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op.11』
[演奏]ゲルト・ザイフェルト(ホルン) ズービン・メータ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1989年2月、ベルリン(デジタル/ソニー・クラシカル)

 
 さて、左下のデニス・ラッセル=デイヴィスのブルックナー交響曲全集は最初は「アルテノヴァ」で発売されたものです。特徴はオリジナル第1項を採用した演奏ということで、単発でも何枚か所有しているのですが、改めてこのバージョンを聴きたくて全集を購入しました。
 
 また、ラトルのこちらはマーラーの交響曲全集です。最初はハーミンガム市交響楽団と全集を目指していたようですが、後半はベルリンフィルとの演奏で完成しています。ラトルの成長と解釈の変遷がうかがえる貴重な記録でしょう。
 
 これらのアルバム、しばらく集中して聴いていこうと思っています。