東山植物園 温室の花1 | geezenstacの森

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東山植物園 温室の花1

 

 「名古屋市東山植物園温室前館」の修復工事が終了しました。中央ヤシ室、東西の花卉(かき)室、多肉植物室、シダ室の5つの部屋で構成され、幅約66メートル、高さ約12メートルあります。設計したのは当時の市役所の建築技師らで、鉄骨の温室では国内最初期のものです。
 

 
 当時主流だった「リベット(びょう)」による鉄骨の接合ではなく、電気溶接の最新技法を用いたことで継ぎ目が目立たず、全体のラインがすっきりと美しい仕上がりになっています。
 
 
 今回の修復では、当時の八幡製鉄所で製造された鋼材のマークが見つかる成果もありました。現在は元に戻した植物がきちんと定着するか、確認に追われています。
 
 
 こちらは10年前の東日本大震災で奇跡的に残った岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」分身です。震災後に残った一本松は翌年に枯死が確認されましたが、採取した種や枝の接ぎ木による後継樹の育成し、七本だけが順調に育ちました。三本は既に陸前高田市内に植えられ、残り四本のうち一本が名古屋市に贈られたものです。その接ぎ木で高さ二・九メートルまで育てられた松が、植物園門近くの重要文化財「温室前館」脇に植えられています。
 
 
 さて、こちらは後方の温室部分です。
 
 

キャッティリア
 

アルポピリウム

エピデンドリム

変わった形のアンスリウム

 

ツンベルギア・ミソレンシス

クレロデンドルム・スプレンデンス

ハイビスカス

レッドジンジャー

ヘリコニア・プシッタコルム

 

ヒトデカズラ

 

バンダ
 

ブーゲンビレア

ヒスイカズラ
 

サルビア・ドリシアーナ

チランジア・キアネア

イースター・カクタス

エクメア・ファスキアタ

 

ネオレゲリア

 

ハナチョウジ

 

カリアンドラ・エマルギナタ

 
 

 

フクシア各種

 

 音質は年がら年中いろいろな花が咲いているから飽きませんなぁ。