荒子川公園ガーデンプラザ 緑化文化講座
日本三名園 岡山後楽園
20日の土曜日は荒子川公園へ出かけ、ガーデンプラザで開催された「岡山後楽園の見どころ」という講座に参加しました。当日は日中は16度ほどになりましたが、朝方は氷点下だったのでちょいと寒い講座になりました。何しろコロナ対策で換気のため窓が開いていますからねぇ。暖房も入っていますが、追いつきません。
講座のレジメ
岡山は20代の時に仕事で一度だけ訪れたことがあります。その時岡山城には行った記憶があるのですが、すぐ川どなりに位置する後楽園はパスした記憶があります。返す返すも惜しいことをしたと思っていますが、この歳になると時間があれば言ってみたいと思っています。ただ、このコロナ禍ではしばらくは無理でしょうなぁ。そんな時、荒子川公園グリーンプラザのチラシにこういう講習会があるということを知り参加した次第です。
仕事の時より1時間遅く出かけたのですが、交通機関の乗り継ぎがスムーズに行き、講座開始の1時間前に会場に着いてしまいました。そんなことで、建物の南側にある日本庭園を散策です。
時節柄、雛飾りも陳列されています。


また、ロビーではボタニカルアート展も開催されていました。そんなこんなで時間を潰していると、すぐに開始時間となりました。
講座は、スライドをふんだんに使ってレジメに沿って進みます。まあ、日本の三名園が、金沢の「兼六園」、水戸の「偕楽園」、岡山の「後楽園」と言われるのは承知だと思いますが、それぞれが「雪」、「花」、「月」に代表される存在だということは初めて知りました。中でもこの後楽園は庭園の池に映る「月」を愛でる庭園なんだそうです。月見にはそういう風情があるんですなぁ。意外だったのは明治43年に発行された「高等小学校読本」にはこの三園よりも高松の「栗林公園」のほうが優れていると記述されていたそうです。この「栗林公園」には以前訪れたことがあり、その見事さに個人的にも名庭園だと感心した記憶があります。
ただこの後楽園、小堀遠州などの有名な作庭園師は関与していないそうで、13年かけて作り上げたそうです。借景の中に城が写りこむということでは名古屋城の名城公園もそうですが、しっかり造り込まれた庭園ということではやはり素晴らしいですなぁ。
ぜひ出かけて、この目に焼き付けたいものです。

で、「白羽衣」という品種です。とりあえずは鉢で育ててみようと思っています。