様変わりのウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 2021 | geezenstacの森

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様変わりのウィーン・フィル

ニューイヤーコンサート 2021

 

 毎年元旦の夜にEテレで放送されている「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」ですが、オーストリア政府の新しい新型コロナウイルス対策が1月6日まで実施されることが決まったことを受けて、今年は無観客で開催されるということです。

 

 

 2021年の指揮者は、1993年、1997年、2000年、2004年、2018年に次いで3年ぶり6回目となるリッカルド・ムーティです。プログラムは以下の通りです。、

 

1.フランツ・フォン スッペ:喜歌劇《ファティニッツァ》から行進曲
2.ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《音波》 op. 148
3.ヨハン・シュトラウス2世:ニコ・ポルカ op. 228
4.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル《憂いもなく》 op. 271
5.カール・ツェラー:ワルツ《坑夫ランプ》
6.カール・ミレッカー:ギャロップ《贅沢三昧》
<休憩>
7.フランツ・フォン スッペ:歌劇《詩人と農夫》序曲
8.カレル・コムザーク:円舞曲《バーデン娘》 op. 257
9.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ《マルゲリータ》 op. 244
10.ヨハン・シュトラウス1世:《ヴェネツィア人のギャロップ》 op. 74
11.ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《春の声》 op. 410
12.ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・フランセーズ《クラップフェンの森で》 op. 336
13.ヨハン・シュトラウス2世:《新しいメロディによるカドリーユ》 op. 254
14.ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 op. 437
15.ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル《恋と踊りに熱中》 op. 393

 

 これらのうち、ニューイヤー・コンサート初演奏の作品は(1,2,5,6,8,10)ということです。特に、カレル・コムザーク、カール・ツェラー、カール・ミレッカーの作品はコンサート初登場です。NHKサイトの予定では、ウィーン国立バレエ団の木本全優が踊る「春の声」や、特別インタビュー フロシャウアー楽団長、ヘーデンボルク兄弟が予定されているようですが、どういう演出になるんでしょうなぁ。また、毎年恒例の新年の挨拶や、ラデツキー行進曲がどういう形で演奏されるのかが興味津々です。

 

 下は2018年のニューイャーを指揮するムーティです。