12月の散財 中古レコード編 2
大量買いのパート2です。あいも変わらず、イージーリスニングが多いですが、前面に3枚ジャズというかフュージョンが含まれています。左から、
ジョージ・ベンソンーー「20/20」
渡辺貞夫ーー「モーニング・アイランド」
ネイティブ・サンーーネイティブ・サン
どれもリリース時は大ヒットしたアルバムです。
ジョージ・ベンソンなんかは本来はギターリストですが、フュージョンブームに乗ってこのアルバムでは調子に乗って歌まで歌っています。
ナベサダは1970年台後半から1980年台前半は絶頂期でしたねぇ。「マイ・ディア・ライフ」、「カルフォルニア・シャワー」、「モーニング・アイランド」、「オレンジ・エクスプレス」などの名盤がこの時期に続けて発売されています。
ネイティブ・サン(NATIVE SON)は、1960年代のセッションメンバーで、キーボード奏者本田竹広と, サックス奏者峰厚介を中心に、1978年3月結成された、日本のフュージョンバンドです。これがデビューアルバムなんですが、4ビートのジャズにこだわらず、サンバやラテンのリズムを取り入れた新鮮なサウンドのオリジナル曲を次々に発表したネイティヴ・サンは、マクセルのCM曲の大ヒットで一躍人気グループになった。日本でのフュージョンやクロスオーバー・ブームに火をつけることになったこの曲は、パチンコ屋でもかかるほどヒットして、79年のアルバム「NATIVE SON」はジャズ系のレコードとしては異例の30万枚を売ったということです。これでこの「カルフォルニア・シャワー」はCDとレコードが揃いました。
さて、後先になりますが、上段の3枚はおなじみのポール・モーリアです。中でも、真ん中の2枚組は「スポット・ライト・オン」シリーズの一枚で、フィリップスのポップス系のアーティストのベストをシリーズで発売したものです。中には邦楽も含まれており、GSのスパイダーズやテンプターズのヒット曲を集めたものや、森山良子、長谷川きよしなどのフォークもの、ジャズではアート・ブレーキーヤクリフォード・ブラウン、クインシー・ジョーンズ、スィングル・シンガーズに加え、はたまたはクラシック系のグリュミオーヤウィーン少年合唱団、ピエール・ランパルのものまで加えたなんでもありのシリーズでした。
中段はレイモン・ルフェーブルの音質重視のステレオ・ラボラトリーシリーズのものと日本コロムビア時代のパーシー・フェイスのアルバムが並んでいます。
この散財、場所を移してまだまだ続きます。