ノリタケの森ギャラリー | geezenstacの森

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ノリタケの森ギャラリーの展示会

 

 名古屋駅からほど近い、ノリタケの森へ出かけてきました。ノリタケの森は日本陶器の工場の跡地で、本業であった陶磁器のギャラリーもありますが、それとは別に絵画の展示会を開催する「ノリタケの森ギャラリー」も併設されています。

 

 

 現在ここでは、8月18日(火) ~ 8月23日(日)まで、2つの展示会が開催されています。

 

 

 

 モノつくりの聖地といわれる愛知県を含む東海地方を中心に活躍し、それぞれに異なる経歴を持つ作家たちが手掛けるクルマを中心に乗り物全般を対象にした、絵画、イラスト、版画、写真、または陶芸、模型などの立体作品等、様々な技法で表現された作品が一同に展示されています。

 

 

 

 ギャラリー正面の一角には、1971年生の「ロータス・ヨーロッパ」がデモ展示されています。1970年代後半に起こったスーパーカーブームの火付け役になった車の一つですね。

 

 

 

 レトロなデザインのコンパネですが、味がありますねぇ。6連メーターがかっこいいです。

 

 

 
 会場には色々な作品が展示してあり、車好きならたまらないのではないでしょうか。小生のようなシニアの年配がヘイドツにも関わらず大挙押し寄せていました。ここは、単に完成品の展示にとどまらず、その制作過程を見せる工夫を心がけた展示がなされており、下記の出展アーティストの作品が自由に見られます。
  藍原 康雄/Aihara Yasuo(写真)
  稲垣 利治/Inagaki Toshiharu(切絵)
  大内 誠/Ouchi Makoto(テクニカルイラスト・イラスト)
  岡田 篤/Okada Atsushi(スクラッチビルド)
  落合 匡暢/Ochiai Masanobu(木製スクラッチビルド)
  小出 茂鐘/Koide Shigekane(イラスト)
  小島 豪/Kojima Takeshi(陶芸)
  こゆり/Koyuri(ドット絵)
  斎藤 勉/Saito Tsutomu(スクラッチビルド)
  柴田 賢二/Shibata Kenji(イラスト)
  棚瀬 和重/Tanase Kazushige(モデルアート)
  馬場 和実/Bamba Qazumi(イラスト)
  松岡 正記/Matsuoka Masaki(ジオラマアート、イラスト)
  村瀬 誠/Murase Makoto(イラスト)
  山田 ジロー/Yamada Jiro(テクニカルイラスト)
 

 

 

 

 

 

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 上はテクニカルイラストの山田 ジロー氏のブースで、展示作品のうち会場のQRコードを読み取ると、下記のイラストがダウンロードできます。ここでは縮小されていますが、実際には2.6MBのデータ量があります。

 

 

 第2展示場は打って変わって、日本画の飯田昴子さんの作品が展示されていました。小生の叔父が日展画家ということもあり、本来はこちらの方が干渉したくて出かけたものです。

 

 

 個展ですからワイワイと賑わっていることもなく、落ち着いた環境でじっくり鑑賞することができました。

 

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遠い日の夢

くるくま・おくる花

 

 クルクマの花を題材にした作品は2作あり、作者の此花に込めた思いが感じられます。クルクマには『忍耐』『あなたの姿に酔いしれる』『因縁』『乙女の香り』といった花言葉があります。

 

 

 色々な作風の作品を一堂に鑑賞することができました。