復活!!こてこてクラシック第2回 解答編 | geezenstacの森

geezenstacの森

音楽に映画たまに美術、そして読書三昧のブログです

復活!!こてこてクラシック第2回 解答編

 

 一週間のご無沙汰でした。こちらは復活!!こてこてクラシック第2回解答編のページです。問題はこちらです

 

 第1問解答

    作曲者[ W.A.モーツァルト        ]

    曲名[ディヴェルティメント第17番第3楽章 ]

 

 これは比較的易しかったのではないでしょうか。モーツァルトのディヴェルティメントの中でも136-138意外で最も有名な作品でしょう。ここで使用しているのはニューヨーク・フィロムジカの演奏でした。

 

 

 第2問解答

    作曲者[ ヨーゼフ・ハイドン             ]

    曲名[  交響曲第92番「オックスフォード」    ]

 

 ハイドンのロンドン・セットの前の作品ということであまり演奏されない曲ですが、交響曲第92番は「オックスフォード」というニックネームがついているだけあって名曲です。曲的には序奏がついた古典的な形式ですが、ここにはハイドンの一つの完成形があるように思います。演奏はレネ・ヤーコブス/フライブルク・バロックオーケストラに依るものです。

 

 

 第3問解答

    作曲者[ アントン・ドヴォルザーク          ]

        曲名[ チェコ組曲から「ポルカ」          ]

 

 ドヴォルザークの「チェコ組曲」は最近はコンサートでもよく演奏されるようになりました。第1曲の「パストラーレ」もいい曲ですよ。

 

 

 

 第4問解答

 作曲者[ フレデリック・ショパン            ]

      曲名[ ピアノ・ソナタ第2番第2楽章        ]

 

 今でこそ葬送のため曲は幾つもの名曲が存在しますが、子供の時はこの曲歯科知りませんでした。ここではキーシンの演奏で全曲を聴いてください。

 

 

 第5問解答

      作曲者[ アントン・ドヴォルザーク        ]

        ニックネーム[  アメリカ           ]

 

 これはいわずと知れた弦楽四重奏曲の中の名曲ですわな。小生もまっさきにレコードを購入した曲です。で、演奏はスメタナ四重奏団が鉄板でしょう。

 

 

 

問6 作品名[   ファンタジア         ]  

    指揮者[ レオポルド・ストコフスキー    ]

 

 メディアにいち早くクラシック音楽を露出させたのはなんといってもストコフスキーでしょう。独特のキビキビとした指揮姿はほれほれれと見とれたものです。ネオ・ファンタジアではジェームズ・レヴァインも登場していますが、ミッキーと握手した最初の指揮者です。

 

 

問7 作曲者[ ディニーク        ]

        楽器名[ チェロ         ]

 

 第7問はちょっと難しかったかも知れません。もともとこの曲はアンコールでよく演奏される小品で、ハイフェッツの編曲がよく知られているのでヴァイオリンのアンコールピースと思われがちですが、オーケストラピースとしてもよく演奏されています。

ここでは、オーフラ・ハーノイの弾くチェロ版を使用しました。これは、テンポ的にもやや遅めということで考えたのですが、なかなかチェロでの演奏が市場にはないので違いがわかりにくかったと思います。下が全曲の演奏です。「愛の挨拶」というアルバムに収録されています。ピアノはマイケル・デュセクです。

 


問8 作曲者[ ジョルジュ・ビゼー            ]

        曲名[ アルルの女より「ファランドール」   ]

 

 この曲の演奏で一番ビックリしたのはミンシュのフェイズ4への録音でした。弦の切れがすさましく、各楽器の分離がくっきりとしていてまるで別の曲を聞いているような印象を持ちました。

 

 

問9 作曲者[  伊福部 昭           ]

        曲名[ SF交響ファンタジー 第1番      ]

 

 そうです。これは「ゴジラ」のモチーフを使った伊福部昭の代表曲の一曲といっても過言ではないでしょう。指揮/石丸寛 演奏/新星日本交響楽団(現東京フィルハーモニー交響楽団)でお聴きください。これは小生が以前アップしたものです。

 

 

問10 動物名[ 馬  ]

 

 一曲目の曲名が分かればこの問題は溶けたようなものです。ただ、子供の頃は聴いた記憶があるのですが、大人になったらさっぱりという人がほとんどではないでしょうか。

 

 ちなみに曲目は10-1 ライネッケのクシコスの郵便馬車

      10-2 ワーグナーのワルキューレの騎行

 

で、演奏は10-1はチャールイズ・グローヴス/フィルハーモニア管弦楽団、10-2はストコフスキー/ロンドン交響楽団の演奏でした。オペラの中の曲ですから、単独で演奏される時はコーダの処理が問題なんですが、そこはストコフスキー華麗にまとめています。

 

 さて、結果はいかがでしたでしょうか?スマホやパソコンなどで再生すると楽器の音色が変わってしまうのが難点なんでしょうか、メールで回答を寄せてくれた友人は音源の提供者でもあったのですが、すっかり失念していたようでチェロをあてることはできませんでした。

 

 小生のシステムでは複雑な問題は制作できませんが、この程度の設問で楽しめるなら暇を見つけてまたアップしたいと思います。