懐かしのカセットテープ
時間があるので断捨離も兼ねて整理をしたら大量のカセットテープが出てきました。約100本ほどです。数年前に全部処分したと思っていたのですが、まだ一箱残っていたんですなぁ。
当時は何でもござれと音楽なら何でも聴いていました。家を建て替えるときもテレビ用のアンテナよりもFM用のアンテナを優先しました。早い話がエアチェック優先です。「FMfan」という雜誌があり、それが真っ赤になるまでチェックしていました。
朝の「パロック音楽の楽しみ」から始まり「朝のポップス」、「朝の名曲」、「音楽のすべて」、、「サウンド・オブ・ポップス(再放送)」、「ひるの歌謡曲」、「名曲サロン」、「午後のリサイタル」、「軽音楽をあなたに」、「サウンド・オブ・ポップス」、「FMクラシックアワー」と続きます。NHKFMの番組表ですが、これをチェックして録音計画を立てます。そうして。録音したのがこれらのカセットです。ほとんど一日中FMですから、TVなんかいらないわけなんですよね。
このカラヤンのカセットは1979年10月19日の不問会館でのライブが収録してありました。曲目は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」とドヴォルザークの「交響曲第8番」です。
このモーリス・アンドレはマリナー/ロスアンゼルス室内管弦楽団とのコンサートを収録してあり、フィオッコやパスカル、そしてハイドンの作品担っています。エアチェックはレコードにはない組み合わせの演奏会が放送されるので宝箱のようなものでした。
「朝の音楽」と手書きされたカセットはレコードから編集したもので、次のような曲目をピックアップしています。
A面
ペール・ギュント〜朝
四季から冬のラールゴ
テレマンのアリア
目覚めよと呼ぶ声が聞こえ
パッヒェルベルのカノン
ハイドンのセレナード
B面
モーツァルトのメヌエット
四季から春
海の嵐
ターフェルムジーク
少フーガト短調
コレルリ-オーボエ協奏曲
というもので、ペールギュントこそカラヤンですが、A面は後は先日取り上げたクルト・レーデルのアルパムです。B面のモーツァルトはディベルティメント第17番の第3楽章です。地元のFM局の朝のお放送開始の音楽です。
カセットを確認すると、ジャズあり、ポップスあり、民族音楽ありでなんでもありです。いやあ、懐かしいですなぁ。しかし、今はカセットを再生する環境は無くなっているので今回思い切って処分です。さらば、青春の日よ、ですな。