ハーブ・アルパート
「ビヨンド」
曲目/
1.Kamali 4:48
2.The Continental 3:58
3.Reach For The Stars 5:11
4.Interlude (For Erica) 3:30
5.Red Hot 3:37
6.Beyond 6:00
7.That's The Way Of The World 4:29
8.Keep It Goin' 4:00
9.The Factory 5:25
トランペット ハーブ・アルパート
録音:A&Mスタジオ、ハリウッド
P:ハーブ・アルパート、ランディ・バディス、アンディ・アーマー
E:ドン・ハーン、ドン・コルドン
「ライズ」の次に発売された1980年のアルバムです。こちらはオリジナル盤を購入しました。「ライズ」は当時シングルチャードビルボード1位になっています。歌のないインストゥルメンタル曲で1位になったのは多分ポール・モーリアの「恋は水色」以来ではないでしょうか。そんなことで、気を良くしてこのレコーディングに臨んだのではないでしょうか。
国内盤は知りませんが、このアメリカ盤の内袋は曲ごとのパーソネルがびっしり記載されています。タイトル曲の「ビヨンドは」下記のパーソネルになっています。
ドラムス/スティーヴ・ガット
ベース/アブラハム・ラボリエル
ギター/ティム・メイ、クリス・ピニック
ピアノ・シンセサイザー/アンディ・アーマー
ヴォコーダー・シンセプログラム/ミシェル・ボディガー
コンガ/ケヴィン・カルホーン
いい仕上がりです。この曲、キリン・シーグラム(現:キリンディスティラリー)のウイスキー「ロバートブラウン」のCM曲に起用されていました。キリン・シーグラムはこの後もハーブ・アルパートを使い続け、「マジック・マン」、「ファンダンゴ」「ルート101」など、立て続けにヒットもしました。
この一連のCMにはハーブ・アルパート本人が出演したものも放送されています。
ね、かっこいいでしょ。このアルバムからはもう一曲、「
RED HOT」を聴いてみましょうか。このアルバムでは歌というほどでもないですが、コーラスが添え味的に使われています。リミックス盤による演奏です。
後にビージーズもディスコブームによって1980年代に復活しましたが、このハーブ・アルパートもアメリアッチからクロスオーバーの波に乗って華麗に復活を果たしたものです。