「改組 新 第6回日展東海展」
彫刻・書道・工芸
こちらは彫刻の会場です。展示品は一堂に会して陳列されています。ただ、その歴史から人物を描いたものが多いため、似たような作品が多いのが残念なところです。
親子の旅立ち 中村晋也
麒麟児 神戸峰男
今年の台がドラマにあやかったタイトルということでひときわ目立った作品です。作者は岐阜県可児市の出身です。
ヤクシー・樹木の女神 楠本香代子
インドでは古来、ヤクシャと呼ばれる自然の精霊に対する信仰があり、その女性形はヤクシーである。これらは森林に棲む恐るべき神に由来する護法神や豊穣多産の福神として崇拝されているそうです。
ひとやすみ 早川高師
メルヘンチックな作品で暖かみが感じられます。
出逢いそして絆 稲垣克次
忠犬ハチ公を題材にした作品は多いと思いますが、これは子犬のときのその出逢いを描いた作品です。
カメの動く家 鈴木紹陶武
こちらもメルヘンチックで、うさぎとかめへのオマージュでしょうか。
つかの間の平穏 上原正廣
一見ほほえましい光景に見えるが親は授乳中でも回りを警戒していて耳をそば立てて小さい音も動きもみおとさず聞きのがさないように緊張して子供を守っている様子が自然の厳しさを感じさせます。
書道は造形ですがなかなかなじめません。書はまだ写真に撮ることができますが、篆刻はガラスケースに入っているので写真にはなりません。
工芸美術のコーナーです。ここだけ少し離れた会場になっていて、訪れる人がやや少ない場所です。
いろいろな素材で作られていますが、目についたものだけをピックアップしてみました。
日展東海展では、日展の日として本来は2月10日に開催している野ですが、10日は愛知芸術センターが休館日なので、明日そのイベントを開催するようです。先着210名に得点があるようですのでぜひ明日出かけてみてください。