名古屋国際会議場
クリスマスコンサート 2019
-愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部-
12日は少々早いクリスマスコンサートに出かけてきました。場所は名古屋国際会議場センチュリーホールです。普段はどういうわけかあまりクラシックのコンサートでは使われないホールなのでここに出かけるのは久しぶりのことです。多分、娘が中学生の時に「倉木麻衣」のコンサートに出かけた時について行って聴いた時以来です。ですから8年以上も前になります。
吹奏楽愛好家ならご存知なんでしょうが、ここは毎年「全日本吹奏楽コンクール」の中学・高校の部の決勝大会が開催される会場となっています。いわば吹奏楽の甲子園的な会場です。
アンコール
サタデー・ナイト
ディープ・パープル・メドレー
その聖地で、ここ数年開催されているのが国際会議場が主催する「クリスマスコンサート」です。そして、このコンサートで演奏するのが、全国的にも名が知れ、全日本吹奏楽コンクール最多出場記録を持つ中部地区を代表する名電高校吹奏楽部なのです。昨年はウィーンに遠征し、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでもお馴染みの音楽の殿堂ウィーン楽友協会大ホール(ムジークフェライン・ザール)で夢のコンサートを行いました。この演奏はソニーからCDも発売されています。
現在では総部員数194名だそうで、このコンサートで広いステージを埋め尽くしていました。クリスマスコンサートということで第1部はクリスマスの曲が集められていましたが、冒頭を飾ったのは「ゴールデン・ジュビレーション無という曲でまあ、名電のテーマ曲といってもいい曲です。
クリスマスの曲では「聖しこの夜」が部員が観客席まで下り、手にキャンドルライトを灯し、会場と一体になって全員で合唱という演出がありました。このセンチュリーホールは3000名以上収容の第ホールですが、満員の観客と一体となった合唱はそれはそれは盛り上がりました。
第2部の最初も名電の十八番の「HAPPY」が演奏されました。
少年時代は井上陽水ですねぇ。そして、シニアのお客さんも多いということで、「演歌メドレー」なんかも用意されていました。ここでは、「北国の春」、「北酒場」、「そして、美空ひばりの「川の流れのように」が演奏されましたが、演奏している生徒さんたちはほとんど知らないという曲でした。うーん、やっぱり昭和時代は遠い過去なんですなぁ。
パプリカでは、会場も全員が立ち上がり、「パプリカ」の振り付けを踊るという演出があり、子供も大喜びでした。多分今年の紅白ではこの曲で大いに盛り上がるでしょうなぁ。
ステージ最後を飾るのはこれも名電ブラバンの十八番、「ディープ・パーブル」メドレーです。昨今は「クィーン」ばやりですが、小生はどちらかといえば「ディープ・パープル」寄りで、この締めには大満足です。もちろんこの曲は、ウィーン凱旋CDにも含まれています。
吹奏楽のコンサートも今年最高の演奏で締めくくれそうです。