浜松市楽器博物館 1

もう一ヶ月以上前になりますが、浜松に出かけた時に友人と連れ立ってコンサートまでの待ち時間に「浜松市楽器博物館」へ出かけました。当日は雨模様の天気でしたが、浜松駅からは遊歩道が整備されていて、濡れずに行くことができます。

有名な楽器メーカーのヤマハや河合の本社が存在する静岡県浜松市。そんな楽器の街、浜松に楽器博物館という施設があることをご存知でしょうか。楽器の街ならではの博物館ですが「世界の楽器と音楽を平等に扱う」をコンセプトに、世界中の楽器が1300点も展示されています。楽器というと、なんとなく学校教育の中では西洋楽器のピアノやヴァイオリンなどをイメージしてしまいますが、そこはこの施設、日本がアジアの一員であることを意識して、アジアの民族楽器も分け隔てなく展示されています。いや、入り口を入って正面に広がるのはこのアジアの民族楽器です。

小生としてはFMで小泉文夫氏がMCを担当していた「世界の民族音楽」を聴いて育った世代ですから、このアジアの民族楽器から始まる展示は感動ものです。そして、そこにはジャワのガムランの楽器がフルセットで並んでいます。







このアジアの楽器の展示数は300。世界中でもこちらの博物館だけの特徴が、インドネシア・中部ジャワとバリ島の青銅ガムラン、そしてバリ島の竹ガムラン、ジェゴグの3つが揃っていること!他にもモンゴルやインド、チベットなどの資料も展示されています。









日本の楽器の展示数は200、日本にあるほぼすべての種類が展示されています。雅楽の主要となる楽器から、歴史的に貴重な楽器まで、その種類もさまざま!日本にいながら中々見かけることができない珍しいものもあるので、はまれば興味が尽きません。
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