Mac Proのセッティング
先週の日曜日に我が家にやってきたMac Proでしたが、DVIコネクタ探しのために奔走しました。ネットで検索したのですが、Windows用のものはAmazonでも溢れていますが、マック用のものはなかなかありません。片側がMiniDVIで反対側がAVI仕様のものです。もう主流ではないんですなぁ。その中でも多分合いそうなのを見つけたのですが、買い物かごに入れたのですが、今度は金額が低くて売買が成立しません。そんなことで、Amazonを諦め、実店舗で探すことに。仕事の帰りにビックカメラにも寄ったのですが、該当するのコネクタはありませんでした。
最後の頼みは中古店で探すことです。多分あるのではと、比較的近いハードオフの空港店に鼻を効かせて行ったら一発で見つかりました。ここでも、Windows用は数々あれどマック用はたった一つだけでしたがこれがありました!しかも純正です。価格も324円。そこで、ついでに、1TBのハードディスクも調達しました。シーゲイト製ですからアップルにも合うだろうと信頼して買ったのですが。これがとんでもないことに・・・

家に帰って早速セッテイングです。入手したコネクタは純正品ですからすんなり取り付けできました。ハードディスクはカセット式で簡単に装着できます。手元のMac Proには4台装着できますから、まずはポート1に接続です。準備ができましたので早速システムディスクを入れてインストールです。
最初に用意したのはOS X v10.5 Leopardです。しかし、このシステムディスクはMac Proは認識してくれませんでした。これは万事休すと諦めたのですが。もう一つ、Mac OS X v10.6.8の「スノー・レパード」があることを思い出しました。で、こちらをセットして起動させるとちゃんと読み込んでくれました。
ところが装着してある1TBのハードディスクを認識しません。これはポートの問題かな?とポート3に接続を変えての再起動です。ここで、ディスクユーティリティを使うとなんとかハードディスクは認識してくれたのですが如何せん、フォーマットが出来ません。機器の情報を確認すると読み込みも書き込みもできないという表示です。こと、ここに至りハードオフに電話して状況を説明しました。すると、マックにはこういう不具合が結構あるようです。店頭に並べられている中古のHDはデータを消去した後、さらに特殊な機械を使って0データを書き込むそうですが、黄ワンWindows仕様のソフトのため、稀にマックで認識しないものが存在するそうです。以前シーゲートはマックでも採用していたメーカーなので安心していたのですが、そういう思い込みは通用しないということなんでしょう。
レシートさえあれば、交換してくれるということで再度ハードオフに出かけました。今度は国産の日立製のものをチョイスしてみました。
さっさく載せ替えて、ポート3のまま起動です。Mac OS X v10.6.8の「スノー・レパード」はすんなり起動し、システムインストールをどこのディスクにインストールするか聞いてきます。この状態では認識していないのですが、ディスクユーティリティを開くとちゃんと日立のハードディスクは認識されていますし、フォーマットも可能なので一安心です。パーテーションを3つに切り、その一つに無事インストールが始まります。

ここまでくるとひと安心です。あとは、移行アシスタントを使って他のマックのデータを移植することです。ここではマックノートのデータを移行することにしました。通常はfirewireを使って移行させるのですが、我が家のマックノートにはその端子がありません。そこで、Lanケーブルを使って接続することにしました。ノート側の移行アシスタントソフトを使って、Mac Pro側に表示されるパスワードを入力すると簡単にデータ移行ができました。

とりあえずこれで、Mac OS X v10.6.8のシステムは完成です。ここからまだ一仕事あります。最新のOSではありませんから、ここからさらにバージョンアップです。このMac Proで最終的に搭載できるOSは「El Capitian」です。これは2015年に発表されたバージョンで、前バージョンのヨセミテであるヨセミテ国立公園にある花崗岩の一枚岩、エル・キャピタンから付けられています。

その「El Capitian」をインストールしてようやく完了です。