ならまちと平城京跡歴史公園2 | geezenstacの森

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今回も興福寺は素通りでした。散策時間は2時間半ですが、2-4月堂だけで30分も費やしてしまいました。妻と相談して昼食は是非ともならまちで食べたいという事で、東大寺もすっ飛ばしました。

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北側の土壁

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閼伽井屋

東大寺「閼伽井屋(あかいや)」は、大仏殿に次ぐ東大寺境内の有名観光スポットである「二月堂」のすぐそば、「良弁杉」や二月堂の「舞台」を美しく見える角度から見上げる場所に佇む小さな建物です。現在経っている建物は鎌倉時代初頭の13世紀前半に建立されたものと推定されています。

 「閼伽井屋」はその他の建物と比べて「榊」や「しめ縄」で結界が張られていることからも分かるように、神聖な空間として一般の人の立ち入りは固く禁じられており、お水取りの儀式についても、練行衆以外は一切立ち入ることができないため、その儀式が行われる風景、また若狭井の姿などを観光客が見ることは一切できません。
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鐘楼

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相輪

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大仏殿

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南大門

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大仏殿交差点横にある文化遺産である事を告げる石板

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旧奈良国立博物館

 大仏殿を通り、そのまま南下して国立博物館の東を南下しひたすらならまちを目指します。


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辿り着きました。。雑誌でもよく紹介されている「喫茶去庵」です。裏千家の師範であるご主人が点てるお抹茶のおいしさと、気軽に茶の湯体験ができることから、海外からのお客さんも増えている抹茶カフェです。ならまちにある呉服問屋だった町家を利用したお店は、きりっとした佇まいとなっています。

 でも、ランチタイムならここで抹茶そばセットの定食が頂けるのです。その『抹茶そば』ですが、ややもちもちした感触の喉越し、後に擽る優しい抹茶の薫りに一風変わった美味しさが有りました。付け合わせのサラダには絹ごし豆腐、小鉢にはごま豆腐と身体に優しいメニューです。

 そしてセットに付いていた、『おはぎ』は亭主の自家製、小豆の味が程よい甘さで上に抹茶のシロップがかかっていてとても美味しく戴けました。さらにこの日はオレンジまで付いていました。

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 で、これで終わりではないんですなぁ。食後には抹茶も付くのです。

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 おはぎとともに、テーブルの上に置かれている金平糖もお茶請けに頂けます。これだけのセットで、1180円です。もう大満足です。

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店内には茶道具がたくさん置かれています。
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 ランチタイム以外はこの店内で、こだわりぬいた良質の水を使い、立礼式(テーブル席)のスタイルで点てられるお抹茶は、極上の味わいでしょう。小生たちの前にはアメリカ人を含む女子3人連れが純粋に抹茶を嗜んでいました。

 小生たちはバスツアーで訪れていましたので、慌ただしい昼食になってしまいましたが、注文してから蕎麦も湯で上げるので結構待ち時間はあります。どうぞ。時間にゆとりを持ってランチを楽しんで下さいね。

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 若草山からですと歩いて20分以上で往復1時間、食事に1時間とこれで散策タイムを使い果たしてしまいました。そんなことで、ならまちをゆっくりぶらつく事は今回も適いませんでした。個人的には京都よりも歴史の重みを感じます。

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奈良ホテル敷地内にある「旧大乗院庭園」

 ひたすら来た道を集合場所まで戻ります。