改装オープンした名古屋トンテキの「クルー」

先月、友人と訪れた名古屋トンテキの店「クルー」が改装オープンして半月経ちましたが、昨日夫婦で再訪しました。以前は昭和の喫茶店そのままのたたずまいで、テーブルにつくと椅子が沈む込み、食事にはちょいと不釣り合いな座り心地だったのですが、今回の改装で喫茶店の雰囲気は残していますが、まさにトンテキの店にふさわしい店に生まれ変われました。上の写真は朝写したもので、入り口脇にお祝いの胡蝶蘭の花が見えます。
改装前

改装後

大体同じ位置から写したものですが、以前は写真右手が厨房でした。それが、改装後は突き当たりが厨房に変わっています。また、テーブルの向きが変わり、椅子もふかふかソファーからテーブルの高さに合わせたシンプルナ椅子に変わっています。さらに、以前の厨房の場所もテーブル席に替わり、座席が増えています。
ただ、壁面に掲示されていたメニューはクロスの張り替えとともに全部撤去され、店主の独断でどんどん増え続けていたメニューはリセットされていました。
という事は、メニューにある料理しか頼む事が出来ないか、というと左にあらず。小生は三昧セットを注文しました。ここは並のオーダーだとご飯の量が多いので、60を越した身としてはレディースセットの量でちょうど良いので、それに合わせてトンテキのオリジナルの醤油に加えて味噌更には塩だれの3種類を一度に味わえるというこのセットを注文したのです。ウェイトレスのお姉さんも心得たもので、この裏メニューをあっさりと受けてくれました。まあ、妻は初めてという事でスタンダードな「醤油味」をチョイスしました。

今回の付け合せは、きゅうりの一夜漬けとポテトサラダでしたが、このメニューにはたれが別添で3種盛られた皿で出てきました。キャベツはこの後トンテキの上で程よく蒸されるのですが、店主何を血迷ったのか、レディースセットという事で本来はトンテキは150gなのですが、200gで出てきました。オーダーを間違えたといっていましたが、裏メニューを頼んだ事で嬉しかったのでしょうかね(^o^;)、それが証拠に妻のオーダーよりも先に小生の料理が出てきました。
このメニュー鉄板の上でジュウジュウ焼かれたたれが絡み付く訳ではありませんので、肉本来のうまさがダイレクトに味わえます。本来の味わい方とはひと味違いますが、店主こだわりの3つのメニューを一度に味わえるという事ではまさに三昧メニューです。
午後7時頃の入店時点では先客は2組程だったのですが、もの10分もしないうちに満席になりました。そうそう、入店する時に店の前にパトカーが止まっていてびっくりしたのですが、何と店内にいた警察官は持ち帰りのトンテキを大量に購入していたのでした。ここからは中村警察署も近いので、多分夜勤用に同僚から頼まれたんでしょうかね。
ま、事程左様に人気の店という訳です。店の看板は喫茶・軽食となっていますが、改装により、限りなくトンテキの店に変身しています。でも、朝は明らかに喫茶店です。今度はモーニングでもリポートしてみましょうかね。