アメリカ産ポテトチップス芋備、楽備

スナックの第2弾です。最近やたらと見かけるのがこの黄金と紫のパッケージのポテトチップです。性格にはもう一種類赤いパッケージの「赤備」が雨のですが、小生の好みではないので割愛します。
これらの商品、パッケージの裏側を見ると製造者が「サンフレッシュ株式会社(愛知県北名古屋市)」となっています。我が家からほど近い所で製造しているという事なのですが、どうも話は違うようです。この会社アウトソーシングの会社で、本来は「スリラチャ・ジャパン」が発売元のようです。ただし、住所は全く同じという事で、「スリラチャの赤備」が登録商標になっている通り、ここから原料の供給を受け日本で製造しているという事でしよう。スリラチャはタバスコみたいなものですが、辛さはあっても酸味はありません。
本来は、ソースがメインなんでしょうが、日本ではタバスコの人気が強いということで、ポテトチツプも事業が軌道に乗るまでの繋ぎで投入されているのでしょうか。しかし、ポテトチップスの種類は様々ですが、健康志向が高まる中「無添加」や「厳選素材」の高級ポテチの台頭が目立つ近年です。本場アメリカでは「Lays」ブランドがよく知られていますが、それよりも健康志向を前面に打ち出した所がこの「芋備えポテトチップス シーソルト」とハワイのイメージの「楽備ハワイアンポテトチップス」なんでしょう。
光り輝くメタリックなパッケージに「カラダに悪いものなしなしのリアルポテトチップス」という文字が堂々と記された存在感バツグンの商品です。アメリカ産なのにほぼ全面日本語で埋め尽くされたパッケージがインパクトがあります。ハイカロリーという事では健康とポテチは永遠に相いれないものと思いますが、「ケトル式製法アメリカ産ポテトチップス」の商品価値はいかがなものなのでしょうか。

日本のポテトチップスといえばカルビーやコイケヤブランドがまず思い浮かびますが、こちらは本場アメリカからやってきた輸入ポテチとはいっても日本向けにレシピ変更はされているようで、原材料であるジャガイモをひまわり油で揚げてシーソルトのみを使って味付けしたシンプルなポテチです。パッケージには一応、ハラル対応表示があります。ただし、これは原料工場での認証で、日本では原料を放送しているだけなので、日本での認証ではない事をきちんと謳っています。こういう所は誠実ですな。
さて、もう一つの「楽備ハワイアンポテトチップス」はスウィートマウイオニオン風味むと記載されていますが、こちらは登録商標ではありませんし、ひまわり油だけでなく大豆油も使用しています。また、風味を出す手目に砂糖、デキストリン、高陵、酸味料、調味料、安定剤などが使われていますので身体に優しい商品ではありません。まあ、ハワイの風味を楽しみたい人向けの商品という位置づけですね。確かに、食べた感じで、芋備は胃にもたれませんが、楽備はやや胃にもたれます。そういうのは覚悟して食べないといけません。(^o^;)