名鉄ハイキング/最先端の環境技術
とよたエコフルタウンと桜色に染まる水源公園桜まつりコース 1
3月31日は豊田市まで出掛けてウォーキングを楽しんできました。仕事ではよく豊田へ行くのですが、じっくり街の中を歩いた事はありません。そんな事で、天気も良いしウォーキングに参加してきました。

スタートは「豊田市駅」です。豊田には大きな駅が2つあり、こちらは名古屋の地下鉄との相互乗り入れの名鉄豊田線の駅です。市の中心部といっても良い駅で、デパートの松坂屋や市役所があります。そうそう、コンサートホールや美術館も近くにあります。もう一つは「三河豊田駅」といって、愛知環状鉄道の駅です。こちらには豊田の本社が駅に隣接してあります。


さすが「名古屋グランパス」の本拠地としての豊田スタジアムがありますので、駅前にはでかでかとポスターが飾られ、歩道にはグランパスのプレートが埋め込まれています。

最初の通過ポイントの「桜城趾公園」です。桜の向こうに石垣が見えています。桜が咲いているから桜城趾ではなく、もともとここは正式には佐久良城とよばれ、慶長19年(1614年)三宅康長が金谷城の代用の城として築城したものです。しかし、たびたび洪水に見舞われ、挙母藩は別に衣上を築城したので廃城になったものです。

でも、近くにはこんな立派な城もあります。いえいえ、これは札幌かに本家の「豊田城店」の建物です。地下に駐車場、4層5階建ての店主と本丸を備えた店舗です。

ここが今回のコースの目玉となっている「とよたエコフルタウン」です。国から環境モデル都市として選定されている豊田市が、次世代の環境技術を集約し、低炭素社会の実現に向けた取組みを紹介する全国初の施設だそうです。「ミライのフツーを目指そう」をテーマに、様々な分野の最先端技術をいち早く体験できます。




こちらは中心パビリオンです。中には子どもと一緒に学べる「発見の森」とかー触れる地球」とかのコーナーがあり自然界の仕組みを利用した環境にやさしいものづくりの展示も体験することができます。


一つ興味をそそった展示は、120年前の木の切り株の年輪です。中心は1894年の「日清戦争」で、最外殻は2005年の「愛知万博」ですが、樹木はその体内に歴史を深く刻み込んでいる事です。はたして、人間の年月は何を刻み込んでいるのでしょうかね。


屋外にはトヨタの最新技術が展示されています。「COMS」 1回の充電で約50kmの市街地走行が可能な超小型電動自動車です。



ちょいと見にくいですが、インバネです。

こちらは「ウィングレット」です。豊田版「セグウェイ」ですね。電力駆動による必要最低限のパワーで動くパーソナルモビリティ。サイズやスピードなど歩行者との親和性が高い点が特徴。体重移動だけで操作することができます。セグウェイトの違いは、モーター出力の違いで道交法上「小型特殊自動車」と「原動機付き自転車」とで振り分けられ、このような違いになっています。セグウェイは「小型特殊自動車」なのに対し、ウィングレットは「原付」なのです。原付なら免許持ってるから乗れるかも・・・・
この他にも、環境を配慮した住宅ですとか、年の食料を担う植物生産工場とか近未来のエコ社会のモデルが展開されています。なかなか、興味深い施設です。