ええじゃないか豊橋 | geezenstacの森

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『国重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」と29種400本の豊橋うめまつりコース』

 連休初日の2月10日は名鉄ハイキングの「『国重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」と29種400本の豊橋うめまつりコース』」に参加してきました。天気予報は午後から雨ということで、またしても雨にたたられることになりました。というのも、豊橋で開催ということで、久しぶりに豊橋の友人宅に訪問する予定も組み込んでいました。このランデブーが雨の元凶というわけです。なにしろ、昨年の10月に予定した「大塚国際美術館」への旅行はこの友人と二人で出掛けたのですが、この時は台風に向かって出掛けるという大変な旅行になってしまいました。

 で、今回も雨です。しかもメールのやり取りで大きな勘違いがあり、土曜日の訪問を日曜日と一日間違えていたというハプニングのおまけまで付いていました(^_^;。豊橋到着少し前にそのことに気がつき焦りましたが、虫の知らせか、友人も久しぶりの有給を取っていて何とかランデブーに成功しました。

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 今回のハイキングは下記のスケジュールになっていました。

豊橋鉄道 渥美線 愛知大学前駅(8:30~11:00)
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愛知大学 校内
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愛知大学記念館
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向山緑地梅林園(うめまつり)
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石畳を走る路面電車
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秋葉山常夜灯と東惣門
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安久美神戸神明社(豊橋鬼祭)
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ヤマサちくわ本店
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ココラアベニュー2F
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豊橋駅

友人の家はスタート地点に近いので今回お世話になった次第です。で、スタートの
豊橋鉄道渥美線「愛知大学前駅」は大学時代に4年間乗り降りした所です。以前はただの大学駅前でしたが、2005年に現在の駅名に改称しています。いやあ、何とも懐かしい。で、スタートは愛知大学構内からです。

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哲学の森にあった小生が学びしけん杞憂質のあった建物です。

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 この愛知大学の旧本館は現在は「
愛知大学記念館」となっています。ここは元々は1908年、第15師団司令部庁舎として竣工し戦時中は「旧豊橋陸軍予備士官学校」だったところです。1998年には国の登録有形文化財(建造物)に登録され、現在は愛知大学東亜同文書院大学記念センターが設置され、東亜同文書院大学や愛知大学で学長を務めた本間喜一などに関する資料の展示が行われています。

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 この愛知大学は愛知県にあるから愛知大学という名が付いているのではありません。校名は単に地名から発想されたものではなく、「哲学」の別称である「愛智(知)」という言葉を語源に持つといわれています。当初は横浜や鎌倉の名前が挙がっていたものの豊橋が愛大の前身の東亜同文書学院の出身者や市長の理解もあり、また、食糧難の時代豊橋がサツマイモの一大生産地だったことも設立の決め手になったと言われています。こんな経緯で、1946年中部地区唯一の旧制法文系大学として設立されています。これは名古屋大学の法文系学部設置の2年前のことです。

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東亜同文書学院大学のもとになった日清貿易研究所

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上海に設立された愛知大学の前身、東亜同文書学院大学

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東亜同文書学院大学の歴代院長、学長 近衛文麿の名前も見えます。

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根津一初代院長

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つづきます。