アンサンブル・ヴィヴァーチェ第22回演奏会

2018年2月4日(日) 開場14:00 開演14:30
名古屋市青少年文化センター アートピアホール (ナディアパーク11F)
※地下鉄名城線 矢場町駅下車 6番出口より西へ徒歩5分 開場後、開演までの間、ホール内にてロビーコンサートもございます♪
<1部>
ダイナミカ(ファン=デル=ロースト作曲)
天国の島(佐藤博昭作曲)
アイヴァンホー (B・アッペンモルト作曲)
<2部>
歌劇「イーゴリ公」より (ボロディン作曲、淀彰編曲)
『ダッタン人の娘たちの踊り』
『ダッタン人の踊り』
<3部>
バック・トゥ・ザ・フューチャー(山里佐和子編曲)
ディズニーヴィランズ・メドレー(鈴木英史編曲)
ど宴会エキスぷれす(杉浦邦弘編曲)
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より(福島弘和編曲)
<アンコール>
明日があるさ
スパニッシュ・フィーバー
寒い日が続きますねぇ。京都旅行後はちょいと風邪気味で出歩きをセープしていましたが、コンサートとあっては出掛けないわけにはいきません。そんなことで4日の日曜日は栄はナディアパークで開催された「吹奏楽団アンサンブル・ヴィヴァーチェ」の演奏会に出掛けてきました。
名古屋市天白区を中心に活動している吹奏楽団で、年に2回の公演を行っていますが、HPで確認すると最近はほぼ満席の盛況のようです。そんなことで余裕を持って出掛けようと思ったのですが、会場に到着したのは開演10分前。もう既に1階席は満席で、なんとか2階席に滑り込みました。アートピアホール.は1階席 508席、2階席 216席、の 計724席 (+車イス4台)です。個人的には1階席だと金管の炸裂音が直に耳に届くので、2階席の方がブレンドされていいのかもしれません。

コンサートの第1部は純粋な吹奏楽作品が3曲演奏されました。このブログではお馴染みのヤン・ヴァンデルローストの「ダイナミカ」から開始されました。この曲は神奈川のNEC玉川吹奏楽団の委嘱により1997年6月の同団40周年記念演奏会で初演された曲です。祝典音楽ということもあり、華やかで曲名通りダイナミックな音楽に仕上がっています。
打楽器奏者6人がフルに活躍してみていても楽しい作品です。
2曲目は多分耳にしたことがあるのではないでしょうか。そうです、日曜夜7時から放送されている「鉄腕DASH」のDASH島の放送のときのバックに流れている曲です。この曲、2011年度吹奏楽コンクール課題曲であったので吹奏楽中までは和埋め否曲でした。まさに、タイトルと番組がコラボしているような曲です。
3曲目は出るローストの弟子にあたるアッペンモルトの作品でした。
第2部はクラッシック作品にチャレンジのコーナーとなっていました。今回はポロディンの「ダッタン人」が取り上げられましたがややアレンジになんがあり、今ひとつこの曲の魅力を十分伝えることが出来ていなかったのが残念です。アレンジというのも大変だなぁということが改めて分かりました。ラヴェルはやはり天才ですわな。

第3部は、ポップスの名曲の演奏です。ここからは黒のスーツを脱ぎ捨てリラックスムードでの演奏です。最初の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は定番中の定番でしょう。思いの外楽しかったのは、2曲目の「ディズニーヴィランズ・メドレー」です。ヴィランスというのは悪役という意味ですが、ここでの悪役はカッコいい悪役です。何となればきけばわかるのですが、ディスニーの「ファンテリュージョン」のメロディが使われていて構成されているからです。「ファンテリュージョン」ファンの小生としては願ってもない演奏でした。まあ、こんな曲です。

色んなお客さんを楽しませようという趣向で、次は「ど宴会エキスぷれす」でした。何がすごいかというとも「ど演歌エキスぷれす」ではないところです。宴会ですからこんな曲が6曲メドレーになっていました。お富さん・お座敷小唄・まつのき小唄・野球拳・星影のワルツ・昂ということで、多分昭和20年代の人でないと知らない曲では無いでしょうかね。まあ、小生もギリギリ引っかかっています。
そして、恒例のアンコールは「明日があるさ」と「スパニッシュ・フィーバー」でした。最初の曲もパーカッションが活躍する曲でしたが、こちらもまた、負けず劣らずパーカッションが全開の曲でにぎやかです。
てなことで、外は寒かったですが、会場はホットにフィバーしていました。最後には楽団員のお見送りで、キャンデーまで頂いてしまい恐縮しごくの演奏会でした。7月のサマーコンサートが今から楽しみです。