サウンドトラックを集めるということは、あらゆる分野の音楽を集めるということになります。ただし、小生の場合はSFものがその中心に位置しています。
ということで、最初に取り上げるのは「スーパーマン」です。これは1978年に製作された映画で、音楽はジョン・ウィリアムズが担当していました。配給はワーナーブラザーズということで、レコードもワーナーブラザーズから発売されました。この第1作はレコードでは2枚組で発売されています。
ワーナーブラザーズですからレーベルデザインは一緒なんですが、このスーパーマンの第2作ではレコードにはスーパーマンのマークが、レーザーカッティングで印刷されていました。後にも先にもこういうことが施されたレコードは初めてでした。
同じくSF映画の大作「スタートレック」のサントラです。最初はCBSソニーから発売されています。コロンビアのマスターワークスを彷彿とさせますが、しっかりCBSソニーのレーベルになっています。
同じスタートレックのレコードですが、第2作は打って変わってアトランティックレーベルから発売されています。 製作はどちらもパラマウントなのに、これはどういうことなんでしょうかね。
パラマウントは自社のレーベルを持っていて、この「華麗なるギャツビー」は自社レーベルから発売されていました。
1940年代にはアメリカの映画界のメジャー会社はパラマウント、MGM、ワーナーブラザーズ、RKO、20世紀フォックスというビッグファイブが君臨していました。この当時はユニバーサル、コロムビア、ユナイトはリトル3と言われていました。
同じメジャーの一角の20世紀フォックスです。 レコード時代はすべての映画会社が自社レーベルを持っていたんですね。
この「黒い牡牛」は日本ではデッカから発売されていましたが、製作はRKO映画でした。このデッカは、米デッカで日本ではテイチクからの発売されていました。
ワーナーブラザースは、本来はワーナーブラザース=セブンアーツと云われていました。その本家が発売していた「さよならコロンバス」のサントラです。
サントラが色々なレーベルから発売されていた一つの例として「ブツダ・レコード」を挙げておきます。バブルガムサウンドで一世を風靡したレーベルで、レモンパイパーズや1910フルーツガムカンパニーが活躍していました。そのレーベルのカントリーアルバムがこのサントラです。