
普段は漫画週刊誌は買わないのですが、この週刊少年ジャンプ2016年42号は補題の「こち亀」の最終回が掲載されているということで購入することにしました。たまたま、土曜日に本屋に言ったら並んでいたので購入出来たのです。本来ジャンプは月曜日発売ですから、この号は19日発売が当然ですが、そこはカレンダーのマジック、19日が敬老の日で休日ということで土曜日が発売日になっていたんですなぁ。普段はフライイングなんですが、それが幸いして手に入れることが出来たようです。何しろ、翌日にはもう品切れの店が大多数で入手困難になっていたという記事がネットで流れていましたからねぇ。通常は216万部印刷されているそうで、この号はそれよりも増刷されたと思いますがネットで話題が拡散していたので思ったよりも売れたということでしょう。
そして、Amazonやヤフーオークションではプレミアムのついた価格で中古品が販売されているという状態です。今は完売直後なので相場は低下以上になっていますがやがて落ち着くでしょう。しかし、この号の気になる点は、こち亀の最終話が週刊誌版とコミック版がオチが違うということでしょう。ということは週刊誌版のオチはコミックで発売されるということはないわけで、これはプレミアムがつく可能性があるということです。
週間少年ジャンプはブックオフなんかでも取扱いが無いということで、多分読み捨てられて殆どが廃品回収に廻るのでしょうが、この号は保管しておいてもいい様な気がします。
しかし、普段はあまり気に留めていませんが、漫画週刊誌は本当に読み捨ての媒体で、紙質の悪いことこの上ありません。黄紙やピンク紙、グリーン紙が使われていますがインクの乗りが悪くかすれている所が多々あります。話題になった作品は後々コミック本で発売されるので、まだ救われますがそういう対応にならない作品は本来の作品の良さが分らないままこの世から消えていく運命にあるのでしょう。まあ、532ページで280円という定価ですからCPは高いのですが、なんかもったいないという気にはなります。考えてみればこういう文化、江戸時代にも草紙本というものが大衆向けにあったのでその流れを組んでいるのでしょうかね。