増上寺から眺める東京タワーは絵になります。ても、ちょっと遠目からの方がいいですね。この日は大殿はコンサートのためは入れませんでした。階段にびっしりとキャンドルが並べられています。


プリンセスガーデンからの眺めの方が写真になります。


増上寺の境内は花らしい花は余り見かけませんでしたが、ガーデン側には色々な花が植えられています。これ何の花か分かりませんでした。下は「ワルナスビ」ですね。
芝東照宮

今は増上寺の敷地ではないのですが、南側の芝公園のはずれに「芝東照宮」があります。ここは、家康を祀る安国殿があったとのこと。ここが明治の神仏分離で東照宮として独立して神社となったようです。つまり明治生まれの東照宮ですね。

ザ・プリンスパークタワー東京の東側の入り口には、旧台徳院霊廟惣門という立派な門があります。葵の紋がありますから一目で徳川家ゆかりのものだという事が分かります。

何だか今では増上寺以外の敷地の建物の方が見応えがあります。大殿北側の現在の安国殿には参拝しましたが、余り見所はありません。西向聖観世音菩薩ぐらいでしょうかね。



もう一つの見所と言えば、徳川家墓所なんでしょうが、旧徳川家霊廟は実際には戦災で焼失しています。ということで現在の墓所は広大な墓所を一纏めにコンパクトにしたもので、余り見るべき所はありません。大々的な演出で観覧を誘っていましたが、ほとんど誰も墓所に入っていく人はいませんでした。

今は東京スカイツリーに抜かれ日本一の座を明け渡していますが、東京タワーは今でも魅力的な観光施設でしょう。一般的には333mといわれていますが、実際は332.6mです。しかし、標高18mの高台に立っているので海抜は351mです。一般には余り知られていませんが、長崎県の対馬にオメガタワーなる物があり、建築物としては地上454.83mの日本一の高さを誇っていましたから、東京タワーが日本一ではなかったんです。

多分東京タワーに上るのは3度めです。最初は中学の修学旅行だったのですが、まったく記憶にありません。2度目は大学時代に上った記憶があります。ただ、目的は当時あった蝋人形館の見学でした。タワーとしてなら、名古屋にもテレビ塔がありますし、歴史的には一番古いですからね。


展望台には2012年にデビューしたガイドロボットがいました。綜合警備保障株式会社(ALSOK)が開発したロボットのようですが、安全に配慮してか動作はのろいのであまりインパクトはありません。一方タワー大神宮は、日本一のパワースポットと言われる伊勢神宮から昭和52年に御神霊をお受けした、東京23区で1番高いところにある 神社として有名です。





展望は、遠くにお台場も望めるし、足元の増上寺も一望出来ます。いまは、タワー水族館と「ワンピースタワー」が目玉のようですが、大人の目線からするとちょいと面白みに欠けますなぁ。もっと昭和パワーが感じられるような、体験型博物館みたいなものが出来ると団魂の世代も足を運べるような気がするんですけどねぇ。