懲りない散財生活 | geezenstacの森

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懲りない散財生活
 
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 本来は別のものを買う目的でちょいと買い物に出かけて、たまたま目に入ってしまうとどうしても購入してしまいます。今更レコードなんて普通の人は見向きもしないと思いますが、長年染み込んだ趣味の虫は黙っていません。結局本来のものを買う時間よりもこちらに時間を取られる羽目になってしまいます。

 

 今回は30分ほどの間に12枚も買ってしまいました。それも、クラシックに次いで興味がある映画音楽が大半を占めます。どういうわけかサントラ番の出物が多く、どうしても興味がそそられてしまいました。今回の捕獲品は以下の通りです。

 

・長編映画人形劇「くるみ割り人形」---オリジナル・サウンドトラック
・「ベルサイユのバラ」---オリジナル・サウンドトラック
・007・ムーンレイカー/マイ・ライフ//ロッキー2/メテオ---オリジナル・サウンドトラック
・ベスト・オブ・オリジナル・サウンドトラック
・「皇帝のいない8月」---オリジナル・サウンドトラック
・「ルパン三世・2」---オリジナル・サウンドトラック
・「大都会」総集編---オリジナル・サウンドトラック
・スペース・アドベンチャー/畑野亨
・ベスト・ヒット/森田公一&トップギャラン
・サーカス・ブティック/サーカス
・そよ風の誘惑/オリビア・ニュートン・ジョン
・ダニエル・リカーリMAX20

 

 ダニエル・リカーリも映画音楽関係と考えれば9枚が映画絡みのレコードということになります。最初の長編映画人形劇「くるみ割り人形」はサンリオが日本ヘラルドと組んで製作した人形劇の映画のサントラになります。ゆいいつクラシック関係の作品です。一応、小泉和裕指揮新日本フィルの演奏にはなっていますが純粋のクラシックではなく、羽田健太郎や若月明人の編曲になる作品が収録されています。1978年の作品で、クリスマスには相応しいチョイスでした。「ベルバラ(1979)」はミシェル・ルグランが作曲しています。次の2枚はいわゆるサントラのオムニバスというもので、一枚はアクション物、もう一枚は主題歌を集めたサントラものになっています。こうして見ると70年代までは映画からのヒット曲が多いのが分ります。

 

 「皇帝のいない8月」は1978年に映画化された小林久三原作の自衛隊の反乱を描いた映画です。音楽は佐藤勝が担当していました。サントラがCD化されるのは珍しいのですが、この作品は2010年にCD化されました。サスペンスタッチの中々良い音楽です。「ルパン」はご存知大野雄二です。この頃はルパンはまだ山田康夫が演じていました。「大都会」はテレビドラマのサントラです。総集編と銘打つだけあって2枚組になっています。

 

 畑野亨の「スペース・アドベンチャー」はいわゆるシンセサイザーものです。この頃はやっていましたからね。作品的にはSFモノを網羅した一枚になっています。コロムビアからの発売ですが、この頃は深町純やら何やらがこぞってシンセものを発売していました。コルグのシンセを駆使した壮大なサウンドになっているようです。個人的にはなつかしい、「タイムトンネルのテーマ」なんかも収録されているので聴くのが楽しみです。

 

 後の4枚は個人的な趣味の中でチョイスして捕獲したものです。まあ、これで暫くはノスタルジックに楽しめそうです。