ロッカペラのクリスマス | geezenstacの森

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ロッカペラ3 BASH!

曲目
1. ウイ・ガット・ア・ハッピー・ホリデイ
2. フラ・ホリデイ
3. ユーアー・マイ・クリスマス
4. ギブ
5. ホリデイ・グルーブ
6. ホールド・アウト・フォー・クリスマス
7. ホーム・フォー・ザ・ホリデイズ
8. フロスティ・ザ・スノーマン
9. サンタクロース・イズ・カミン・トゥ・タウン
10. クリスマス・ラブ
11. アイランド・クリスマス
12. プレゼンツ
13. シルバー・ベルズ
14. ホワイト・クリスマス

 

アーティスト/ロッカペラ
録音/1992 イーストヒル・スタジオ、ニューヨーク
P:幾見雅博
E:ビリー・ストラウス

 

FFOR LIFE FLCF-30171

 

イメージ 1

 

 友人に触発されて、今年もクリスマスが近くなってきたのでマイ・クリスマスコレクションを今年も作ろうと物色していたとき、このCDに出会いました。ロッカペラというグループです。今年はアカペラに注目していたので躊躇せずにゲットしました。アカペラに目覚めたのはビリー・ジョエルの名曲「ザ・ロングエスト・デイ」でした。それまで、ピアノ・マンとかオネスティなども知ってはいましたが、好んで聞きたいとは思わなかったのですが、このアカペラで歌われた曲はメロディといいリズムといい感性をくすぐられました。思いあまって、映像が欲しくてLDまで買ってしまった思い出があります。     

 

 さて、これは日本では1992年に発売されたアルバムです。1986年から長きにわたって活動を続ける、ニューヨーク発の5人組ア・カペラ・グループ(結成当初は4人組)の「ROCKAPELLA」のサードアルバムです。映画監督スパイク・リーがホストを務めるTVの音楽プログラムで初めて紹介され、同番組のサントラ『ドゥ・イット・ア・カペラ』(1988年)に参加したのがデビューの発端です。92年の1stアルバム『ロッカペラ・ワン』以降、彼らは数多のディスクをリリースしています。そのなかでも、サザンオールスターズ「いとしのエリー」や井上陽水の「リバーサイド・ホテル」なんかをカバーしていましたからお聞きになった人も多いのではないでしょうか。ちなみにタイトルのBASHとはばか騒ぎという意味だそうです。
 
 この中では4曲目の「give」がセゾンカードのCMソングとして使われていましたから聞き覚えがあるのではないでしょうか。

 

 

 現在はメンバーがフルチェンジしていますから、この当時の面影は無いといってもいいでしょう。スタイルだけは一緒

 

 

ですが全く別のグループです。この当時は、
Sean Altman    テナー
Elliott Kerman    バリトン
Barry Carl     ベース
Scott Leonard   ハイ・テナー
の4人のメンバーでした。この当時ですら既に結成時のメンバーは抜けていて現在も活動をしているのは1991年加入の
Scott Leonardだけです。

 

 しかし、まろやかな響きのハイテナー、スコット・レナードのリード・ヴォーカルに耳を奪われ、汚れなき美しさを湛えたコーラスに思わずウットリのひと時です。誰でもが知っているクリスマスソングを、とても聴きやすくRockに、Popに、時にバラード調にアレンジしていてとても耳障りのいい音楽に仕上がっています。クリスマスのBGMに非常にオススメの作品です。今年は彼らの演奏を中心に据えて考えてみようかな?

 

 YouTubeにそんな彼らの当時の映像がありました。この中ではプリティ・ウーマンを歌っています
 

 

 

 馬鹿騒ぎというタイトルのクリスマス・アルバムですが、最後はきっちりと「ホワイト・クリスマス」で決めています。