エアポートウォーク | geezenstacの森

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エアポート・ウォーク

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 オープンしてから一ヶ月以上経ちますが、未だにすごい混雑ぶりで敬遠していた「エアポートウォーク名古屋」へ行ってきました。さすがに3連休後なのですいているだろうと思っていたのですが、広い駐車場はほぼ満車状態で滑走路のすぐ脇のエリアへようやく停めることが出来ました。そう、ここは昔の名古屋国際空港、国際線ターミナル後に出来たショッピングセンターなのです。2005年の愛知万博に合わせてオープンしたセントレアの開港によって国際線の業務の幕を閉じた名古屋空港、国際的には小さな空港でしたが名古屋からも近く、海外旅行へのアクセスは家から15分と、都心へ出るのと変わりない時間で行けたので大変重宝していた空港なので思い出があります。
 
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        ボーディングデッキはありますが利用は出来ません


 その国際線の建物を再利用する形で地元のスーパー、ユニーが再開発し大型ショッピングセンター「エアポートウォーク名古屋」として先月開店しました。多分国内では初めての空港施設をリユースしたショッピングモールというだけあって、空港の面影が色んな所に残っている施設となっています。

 滑走路に面した駐車場にはボーディングブリッジがそのまま残っていますし、インフォメーションセンターには搭乗案内のボードがディスプレイとしてそのまま残っています。ガラス張りですから各階から国内線の離発着の様子は見ることが出来ますが、5階にある展望スペースからは国内線の発着の様子を一望することが出来ます。

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        シネマコンプレックスは別棟に併設されています
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        まるで搭乗カウンターのような作りです

 以前は出発ロビーだった3階のフロアは半分が一大フードコートとなり、残り半分はナムコの遊戯施設が入っています。まあ、子供を連れてきたら一日滞在しても飽きないでしょう。昼少し前に行ったのでもちろん昼食はここで摂ることにしました。最近のフードコートは何処も似たり寄ったりのテナントで構成されていて、ここにも行列ができる丸亀製麺をはじめ、すき家、ラーメンの幸楽苑、すがきや、マクドナルド、ペッパーズランチなどが名を連ねています。ただ、ここの特徴は各店舗の床が一段高くなっていることです。既存の設備を再利用しているので床に給排水の設備が無く、そのスペース分をかさ上げしているので注文はやや見上げる形になるのが難点です。

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        無料券でペッパーランチを食べました

 さて、ここでは先日スクラッチくじでランチ券が当たったペッパーズランチで昼食にしました。しかし、ここのテンポでは新しいこともあって店員が不慣れでこのスクラッチのことを知りません。ましてや、ランチ券だというのにドリンク券と間違えて改めて食事の注文を聞く始末です。なるほど、ランチ券があたる確率は結構低かったのかな?

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        フードコート、奥にあるエスカレーターは出国検査へ続いていました
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        子供は一日遊べるでしょうね

 小生の訪問の一つの目的はこの施設にオープンした「紀伊国屋書店」でした。750坪というスペースでの出店です。どんな品揃えなのだろうと期待していきました。そこそこの書籍は充実しているので利用価値はありそうです。ただし、CDやDVDは特徴の無い品揃えで、ここはタワーレコードがぜひとも入ってほしかったところです。そうそう、テナントにヴィレッジ・ヴァンガードが入っていますので結構マニアックな本はそちらでも期待が持てそうです。

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        紀伊国屋書店の入り口この前にミュンヘン空港から送られたライオン像があります
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        アピタへの入り口のディスプレイ

 メインのアピタは1階と2階にスペースがありますが、業種をしぼった品揃えで家電関係が全くないのがショッピングセンターとしては片手落ちといえます。別棟にミッドランドシネマのシネマコンプレックスがありますが、近郊にはコロナグループの春日井シネマと小牧シネマ、それにイオンシネマというコンプレックスが3つもあるのでこれは余分ではなかったでしょうか。業種揃えという点ではややいびつなショッピングセンターといえます。

 今は開店ブームの中で集客力がありますが、来春にはイオングループのワンダーシティが再オープンしますから、ここが成功するにはこういう点を改善する必要がある様な気がします。

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       1階のショッピングゾーンのディスプレイ
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       JALの国内線が着陸したところです