ホノルルの思いでその8 | geezenstacの森

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ホノルルの思いでその8
 

5月21日(現地時間5月20日) その1

 

 6時には目が覚めてラナイに出てみるといい天気ではないですか。今回の旅行で初めて朝から快晴でした。気分がいいので7時ちょっと前にビーチの散策に出かけました。ゲートウェイホテルからは2プロックほど離れていますがそれでも10分歩けばビーチです。カラカウア通りからビーチウォーク通りに入ります。この辺は再開発が進んでいて工事中の箇所が多くなっています。途中にフルーツの専門店がひっそりと営業していますが安くてボリュームたっぷりです。帰りに買おうと思っていましたが道を変えたので忘れてしまいました。この通りは突き当たりますが、そのままアウトリガー・オン・ザ・ビーチ・ホテルのエントランスを通り抜けられ、目の前にビーチが広がります。

 

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ビーチは既に散策の人が結構いて泳いでいる人もいました
 

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突堤からヒルトン・ハワイアン・ビレッジ方面を望む。この写真気に入っていてディスクトップ画像にしています

 

 晴れた空のもと、実に美しいビーチを目の当たりにすることが出来ました。早朝にもかかわらず、ホテル前のビーチではフラの教室が開かれていました。突堤がありその先までいくと足元の海には数々の魚が群れて泳いでいるのを見ることが出来ました。
ここらあたりはすぐ深くなるのでサーフボードをしている人も結構いました。帰りはアメリカ陸軍博物館の横を通りサラトガ通りを通って帰りました。この通り沿いは長期滞在者様の廉価なホテルがあるのですが中に1軒純和風の建物があり目立っていました。2ブロック東のローワース通りの角には初めてのハワイ旅行の時に泊まったオハナ・ワイキキタワーがあり懐かしく思い出されました。初めての旅行でこんなにビーチが近く、眺望も海がたっぷり望める部屋で感激し、いっぺんにハワイのファンになったことが思い出されました。ここも、目の前にABCがありすぐ裏にはマクドナルドがある絶好のロケーションです。

 

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遠くにダイヤモンドヘッド、ホテルの前ではフラの教室が開かれていました。

 

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初めてハワイ旅行したときのワイキキ・タワー、手前はマクドナルド。

 

 ホテルに戻りちょっと遅めの朝食をとります。この時間でもラナイは賑わっています。今日の「ダックツアー」は出発が9時50分と遅めなので初めて朝がのんびり出来ました。昨日出来なかったインターネットのメールの確認をするために3階のビジネスセンターに行ってみましたがあいにくの満席。朝は空いているのかなと思ったらとんだ思い違いでした。
 9時50分。ホテルの正面玄関にダックツアーの水陸両用車が到着します。その黄色いハデハデの車体は目立ちます。乗り込むのも最後尾にタラップを降ろしてそこから乗り込みます。

 

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水陸両用車に乗り込みいざ。ダックツアーに出発です。
 

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座席はこんな感じ、座り心地は期待しては行けません。3人で参加の我々はドライバーのすぐ後ろの特等席?でした。

 

 乗車するとまず乗車記念のアヒルの鳴き声を発する笛が配られます。この水陸両用車は窓がありません。屋根こそ一部にシートがありますが基本的にオープンカーです。乗客は配られた笛をピーピー鳴らしながらワイキキの町を走ります。恥ずかしがってはいけません。乗客がこのツアーの宣伝も兼ねているのです。道行く人が皆振り返ります。このツアーは1日2回から3回遂行されますが、2回めは日本人専用のツアーのようです。添乗員も日本人で楽しい説明をしてくれます。ドライバーもかつて日本の神戸に住んでいたことがあるらしく変な関西弁で話しかけて来ます。ダックはシェラトンやパシフィック・ビーチ、クイーン・カピオラニなどでツアー客をピックアップしてカラカウア通りをダイヤモンド・ヘッドの方へ進みます。
 カピオラニ公園を左に見て、海岸沿いをダイヤモンドヘッド・ロードからカハラ・アベニューへと進みます。途中には高級住宅街が広がりますが、添乗員さんは有名人の邸宅をここは誰それの別荘ですよと丁寧に教えてくれます。森進一の別荘は3階建ての白亜の御殿です。小室哲哉の別荘は赤い屋根が目印です。

 

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ピックアップも終わりいざツアーに出発です。正面はワイキキビーチ。太陽がまぶしいぐらいに照りつける絶好の天気に恵まれました。
 
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カピオラニ公園の噴水です
 

 

 カハラ・アベニューを左折しケアラオル・アベニューを走るとH1の終点のインターから72号線に入り、有名人の泊まる高級ホテルのカハラ・マンダリンホテルを右に見てアイナ・ハイナ、ハワイ・カイへ快調に進みます。この辺りには山の中腹に高級別荘がありセキュリティにしっかり守られたその中にはトム・クルーズ、シルベスター・スターロン、ウィル・スミス、マイケル・ジョーダンらの別荘があるそうです。その先の右手には故石原裕次郎が結婚式を挙げた小さな三角屋根の教会がありました。決してミーハーではないのですが添乗員の説明は聞いていて飽きが来ません。残念ながらここら辺の景色はビデオを回していて写真がありません。
 ここで、一つ問題です。ハワイ語で「ワイキキ」とはどんな意味なのでしょう。答えが分かったらぜひこのツアーに参加しましょう。添乗員のお兄さんからプレゼントがもらえます。残念ながら今日のツアー客は誰も答えられませんでした。

 

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カハラの高級住宅街を進みます
 
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この雄姿で公道から直接海の中へ進入していきます
 

 

 やがてダック号はハワイ・カイに到着です。マウナルア・ベイ・ビーチパークに進入すると車体はそのまま海に入っていきます。車体の後ろにはスクリューが付いているので何無く海の中を進みます
 ここの海はすごい遠浅で。船舶が航行するのは決められた航路しか進めません。100mぐらい沖合でジェットスキーをしている人がいましたが立っても膝小僧ぐらいの深さでした。今日は珍しく風が無いとかで海は非常に凪いでいました。本当に天気に恵まれたようです。心地よい海風に当たりながらのクルージングは最高です。
 マウナウル湾でのクルージングを楽しんだ後はビーチパークで記念撮影です。添乗員さんがひとグループづつ写真を撮ってくれます。このダックツアー、好評ということで近々マウイ島でも同様のツアーを開始するそうです。ところで、この車一台いくらするんでしょう。現在は生産されてませんから中古の値段なんですが何と一台2000万円するそうです。家が一軒買えてしまう値段です。現存するのは全世界で30台だそうで、各地で観光用に使われているそうです。ちなみにこの車、日本にも大阪に一台だけあるそうですが残念ながら河川の清掃用に使われていて観光用では無いようです。

 

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このスクリューで海の中もスイスイ舵もちゃんと付いてます。
 

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ビーチパークには海への進入口がちゃんとあります。今まさにそこから海に入ろうとしています。

 

 この綺麗なマウナウル湾を望む一角にサザンオールスターズの桑田圭介の別荘があるそうです。緑の屋根のうちがそうだそうです。このツアーに参加して探してみて下さい。このツアーの終点はココ・マリーナ・ショッピングセンターです。ここでダックを降りてハナウマ湾に向かう人、マリンスポーツに参加する人、ワイキキに戻るグループと別れます。我々は今日午後、サンセットディナークルーズがあるのでワイキキに戻るコースでした。バスが来るまであまり時間がありませんでしたが近くのショップでシェイブアイスを買いました。ここは日本人が経営しているようで日本語が通じました。小サイズを注文しましたが、こんなに美味しいならでかいのを頼むんだったと後悔しました。すぐに送迎のバスが来てしまいましたが持込OKということでバスの中でゆっくり食べました。

 

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このヤシの気の奥手にサザンの桑田圭介の別荘があるそうです。ちなみに海の中の杭が航路を示しています
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クルージングを終え丘に上がったところ。喫水線は上から2本めのラインになる。
ちなみに首から下げているのがダックの鳴き声が出る笛です。

 

 このダックツアー、乗り物もさることながら添乗員さんの軽妙な話しも一聴の価値があり実に楽しいひとときを過ごしました。今までに無いハワイを味わうことが出来ると思います。

 

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終点のココ・マリーナ・ショッピングセンターはこじんまりしていますが良いところです。
 
 

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ココマリーナのショップで買ったシェイブアイスきめが細かくて美味しかったです。