朝は7時過ぎの起床となりました。やはり睡眠不足で目覚まし無しでは6時は無理でした。身繕いと洗面を済まし、7時半頃16階のラナイへ朝食に出かけます。ワイキキ・ゲートウェイは朝食は無料です。コンチネンタル・ブレックファストはドーナッツ、デニッシュ、トーストと飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジパインジュースです。このジュースは既製品を混ぜ合わせて作るようで毎日微妙に味が違います。また、量が少なくなってくると氷が溶けて水っぽくなります。トーストはホワイトとブラウンが選べます。ノートに部屋の番号と人数を記入すると名物おばさんがトーストは何枚欲しいか聞いてきますので英語で応えます。ドーナッツとデニッシュがやけに甘いので甘いのが苦手な人は控えた方がいいでしょう。持込可ですから下のABCでサラダなんかを買って来て食べると立派な朝食になります。一応バイキングですからお替わりは自由です。席に限りがありますから持ってかえって部屋で食べる人も結構います。コーヒーはポットから自由に注げます、が紅茶は奥にしまってありますからリクエストしないと飲めません。良くしたものでノートの横にはチップを入れる容器が置いてあります。わが家は最終日に少しばかりのチップを入れました。ラナイの下は公園なので鳩が結構多いです。ここはネットが張ってありますので鳩が入ってくる心配はありませんが、部屋のガラス戸を開けておくと中まで平気で入ってきます。
右端にノート、チップ入れそしてドーナッツ類が並びます。奥に紅茶があります。
朝食はこんなメニュー、マーガリン・ジャムクリーム、砂糖は2種類から選べます

こんな感じの食事スペース、結構狭いです
ラナイからはこんな風景を眺めながら食事が出来ます
さて、腹ごしらえが済んだらいざ出陣です。今日はバスでの移動です。本来は正面のオロハナ通りのバス停から20番バスでアロハ・スタジアムを目指すのですが、やや大回りをするので時間がかかってしまいます。で今回はこのルートはパス。乗換えになってもシティエクスブレスを使ってのルートを選択しました。シティエクスプレスは文字通りの特急で郊外へ出かけるにはもってこいのバスです。しかし、地元優先の路線設定でワイキキはB、Eルートしか走っていません。そこで地球の歩き方「ハワイ バスの旅」を読んで研究しました。ホテルをクヒオ通りに出て向かいのアンバサダーホテルの前から4番バスでマッカリー通りまで出ます。バスに乗ったら必ずトランスファーを貰います。$2になってからトランスファーで2時間以内なら1回乗り継ぎが出来ます。この時間は結構いい加減で、2時間をオーバーしてもトランスファーを持っているとたいてい乗車OKのようです。マッカリー通りで降りると、交差点を渡って反対の山側のバス停にいきます。ここからは写真のシティエクスプレスのAルートが走っていて最短40分でアロハスタジアムまで行くことが出来るのです。

アンバサダー・ホテル前のバス停、ここから4番バスに乗ります。奥にダラー・レンタカーのカープールが見えます
4番バスで降りたところ。向こう側のバス停からバールリッジ行きのAエクスプレスが出ます
北西の角にあるマッカリー・ショッピングセンター

シティエクスプレスの止まるバス停
しばらく待っていると2両連結のシティエキスプレスがやってきました。特急とあって停車するバス停は限定ですから早い早い。あっという間にダウンタウンを抜けベレタニア通りからノース・キング通りを経てカリヒ・トランジットセンターまでたどり着きます。ここはバスの車庫兼修理基地ともなっていてバスの並んでいる様は壮観です。バスはここで一旦小休止し、時間調整をしてから今度はH1フリーウェイに乗って高速を飛ばし、あっという間にアロハ・スタジアムに到着です。降りるところはカメハメハ/ソルト・レイクです。目の前にでっかいスタジアムがあります。水、土、日はスワップミートに出かける人が必ずいますから間違えることは無いでしょう。

これがシティエクスプレス、トランスファーを使い$5(大人二人、子供一人)でアロハ・スタジアムまで文字通りエクスプレスです

現在時刻が表示されます。トランスファーは料金箱の横の袋に入れます

カリヒ・トランジット・センター。ここはバスの車庫も兼ねたところででかい!!
朝からの小雨は一旦小康状態を保って何とか降らずにいますが雲の流れを見ると不安定です。ソルトレイクBLVD.を渡って入場ゲートをくぐります。ここで入場料を支払います。スワップミートの入場料は一人¢50ですがフリーペーパーに無料クーポンが付いていますのでそれを利用すれば無料です。2名まで無料。子供は数に入らない。もちろんそれを利用しました。フリーペーパーは積極的に利用しましょう
アロハスタジアムのバスから降りた人のくぐるゲート、ここで入場料を支払う
後ろはスタジアム、車で来たらここから入場、駐車料金は無料
出店は広いスタジアムをぐるっと1周囲むように出店しています。正面入り口の店の方がやや高いので最初は品定めのつもりで覗いた方がいいです。地元の農家の人も出店していて採れたてのココナッツのジュースを1個$4で販売していました。その場でココナッツを割ってジュースを飲ませてくれます。頃合いに冷えていて美味でした。店の中にはコピー商品も結構あり、納得して買うなら安い買い物です。ベビーGの腕時計が1個$10、Tシャツは10枚で$20など激安です。Tシャツなどは結構物のしっかりしたmade in U.S.Aものも含まれており選ぶ楽しさがあります。価格はワイキキの価格の1/2から1/3で買えます。アクセサリーや土産物などは絶対ここがお買い得です。クリスタルの置物なんかはインターナショナルマーケットプレイスで$15のものが$5と激安です。比較的空いている水曜日が狙いめでしょう。バスも平日は15分間隔(土日は30分間隔)で走っていますので時間に無駄がありません。

時間的に早く着いたのでまだ空いているが昼頃は身動きが取れないほどになる
冷えていておいしい100%ココナッツジュース
天気は時々小雨がぱらつきますが誰も雨を気にしてません。気温だけは上がって蒸すので感覚としては暑いです。この日のために帽子を買って持っていったのですがそれは必要なかったようです。でも、炎天下ですから普通なら帽子は必需品です。それと飲料は持って行った方が良いでしょう。後はクレジットカードが使える店もありますが、やはりキャッシュが主ですから軍資金も必要です。
スワップミートの開催日はスタジアムも開放されています。もちろん中には入れませんがトイレは使えますしスナックスタンドも営業していますから食事にも困りません。出店も結構あり飲料、軽食も食べられます。こういう物はあまり安くありません。かえってスタジアムのスナックスタンドの方が安く済みます。写真の「Anuenue」で休憩しましたがフレンチポテトが$3.25で、でっかい箱に山盛りで出て来ました。ソルトは最初から2袋付いて来てお好みに出来るようですがオリジナルだけで充分塩味は効いています。ケチャップとマスタードはセルフで好きなだけ貰えます。ここで小休止をしてから、また歩きます。まだ1/3ほどしか回っていません。やがて、ケーニャの響きとともに音楽が流れて来ます。商品を売るでも無くひたすら楽器を演奏しています。カラオケを使っての見事なパフォーマンスにしばし聴き惚れました。楽器は持ち替えながら5種類くらいを自在に操ります。民族音楽から聞き慣れたポップスまで幅広いレパートリーを演奏していました。この間、妻はハワイアン・ジュエリーの品定めに夢中でしたのでこっちとしてはじっくりストリート・コンサートを楽しめました。

スタジアムのスナックスタンド、この両側にトイレがある

陽気にケーニャの演奏をしている人たち。こういうパフォーマンスもあって楽しい。思わずしばらく聴き惚れてしまいました。
ちょうど入り口から半分ぐらいの店でTシャツを買いました。10枚$20のセット物です。この店はロング物の品揃えもありデザインも豊富でそれこそmade in U.S.A も含まれていたのでここに決めました。ここでは消費税は入りません。込み込みで$20です。実は荷物は出来るだけ軽くするために明日からの着替えが無かったのです。まあ、この日の日程でここで仕入れる計画はしていましたので予定通りです。このTシャツ、2023年の今でも愛用しています。
途中で、ハワイ名物の「マサラダ」を販売しているトラックの出店があったのでそこで揚げたてのマサラダのプレーンを3個買いました。1個が¢75で結局ポテイト1箱とマサラダ3個が今日の昼食となりました。今回の旅行で一番安い昼食でした。後は天気も回復してきて暑くなって来たので1周してからチェックしておいた店でシェイブアイスを2個注文しました。メニューにはレインボーという物は無かったのですがリクエストするとちゃんとレインボーに仕上げてくれました。1個$3、いやあ冷たくて脳天まで痺れます。

これだけで3人の腹がいっぱいになってしまう。外人はこんなのを一人1個づつ食べている。そりゃあ太るわな。
リクエストで作ってくれたレインボーのシェイブアイス。一人1個はつらいです。
スワッブミーとはバスでの挑戦でしたが欲しい物がいっぱいあるので次回機会があれば今度はレンタカーで出かけたいところです。ここよりもうちょっとローカルな出店がある、ちょうどこの近くの「カム・ドライブ・イン・シアター」跡地でも同じ日程でスワップミートを開催しているのです。
とりあえず。ここでは自分のTシャツ、妻のジュエリー、子供のクリスタルの置物何ぞを買って引き上げることにしました。中にはいっぱい買い物をして、最後にトランクを買いその中に詰込んでバスに乗る人も見かけました。ほんとは大きい荷物はだめなのですが結構アバウトでOKのようです。1時45分またAシティエクスプレスが来たのでそれに乗ってアラモアナまで戻りました。

アロハスタジアム正面の全景
スタジアムのシート構成、アメフトの試合があるシーズンは賑わう
帰りはカピオラニ通りで降り、自分はタワーレコードへ、妻はウォルマートへと別れました。