
アニメ「レッスン3」は、はっきり解る変更がありました。多分音源の関係だと思いますが、真澄とのだめの対決で、真澄のAオケでの演奏曲目は原作はベートーヴェンの交響曲第9番の第2楽章でしたが、結局ドラマと同じ第1楽章に変更されていました。デート対策の最初の真澄のシーンでは、チケットは「インザキ・クリスマス」でドラマのチェコ・フィルのチケットから原作に戻されていました。この部分を除いては原作をなぞっていました。

真澄との対決でのだめのクリスマスケーキ作戦の勝手な成功との思い込みのシーンのエンジェルのだめは原作より雰囲気が出ていましたね。それと、ここで作曲している千秋の曲のメロディが出てくるはアニメならではです。そして、この曲はその後ののだめ、真澄、峰のトリオで実際に演奏されるのですから。このシーンだけでもアニメ版の価値はあります。

結局、千秋の曲をクリスマスまでに仕上げられなかったというオチで終了します。番組で演奏される千秋の曲はジャズ風にアレンジされたスローナンバーの曲となっています。
この回は原作のレッスン8までとちょっとスローダウンしています。それだけしっかりと描き込んであります。アテレコの方もだんだん違和感が無くなってきました。これくらいのペースでアニメ化されるといい作品になると思うんですがね。


次回はこたつのエピソードと、いよいよシュトレーゼマンの登場です。