
名古屋地区は19日深夜2時5分からの放送でした。丁度19日が休みでしたので、がんばってリアルタイムで観ましたが、次回からはパスです。こんな時間帯に放送して一体何人の人が観るんでしょうね。絶対録画して観る人が大半なんでしょうね。
先回書いたように、実は、リアルタイムで観る前にインターネットを通して既に観ていました。多分、こういう形で見る人が多いのではないでしょうか。
ドラマは、けっこう原作のハチャメチャなところを強調してコメディタッチを前面に押し出していて成功しましたが、このアニメ版は漫画ということで原作を忠実に追っています。そういう意味ではコミックが動いているといった感じです。
面白さはドラマを10としたら6位でしょうか。ドラマのイメージが強すぎで声がやはりマッチしていません。なれるのに時間がかかるでしょうね。千秋はともかくのだめが雰囲気出ていません。一番違和感が無いのはハリセンの江藤先生と谷岡先生でしょうか。
第1話はモーツァルトの2台のピアノのためのソナタが完成するところまででしたが、千秋とのだめの出会いのシーンはドラマの方が見応えがあります。のだめ部屋はアニメでは描きづらいのかあっさりと終わってしまいます。掃除のシーンもあっさりしたものでしたが、ドラマ版には無いのだめのブラジャーやパンツの他に甲子園の土が描かれていたのは何かのこだわりでしょうか。
原作に忠実という意味ではのだめと千秋の部屋の位置が元に戻してあり、のだめの部屋は千秋の左側になっています。ドラマ版のマーツェルのビエラ先生もそれなりに良かったのですが、やはり原作のビエラは落ち着きます。
ピアノの連弾シーンはドラマと同じくからりロングで収録さていますが絵が止まっているシーンも多くやや興ざめです。アニメの限界かもしれません。そういう意味で、演奏のバックに千秋とビエラのエピソードの挿入は単調さを救う点で巧い逃げ方でした。